現れた『ナニカ』 ページ7
回想シーン続きます
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「お前ら、何で僕の事を……」
アズールは自身の前方で泳いでいるウツボの双子に目を向けた
「なんでって、そりゃぁ…ねぇ、ジェイド？」
「ええ、フロイド」
「「だって、面白そう(だから/ですし)」」
「はぁ？なんだよそれぇ……」
息のあった二人の返答に一瞬固まってしまいそうになりながらも、アズールはそういえばと思い出す
「しかし、ほんとにどうしましょうか。あれ」
「あは……やっぱ俺が直接ぅぅ〜」
「…止まって！！」
「「？！」」
突然腕を引っ張られてグンッと急ブレーキを掛けたように止まる三人
「…どうしました？」
「なになにぃ…なんかやんのぉ…？」
双子の視線にアズールは目を光らせて呟いた
「僕に考えがあるんだ」
場所は変わって岩場の近く
そこには、例の追いかけて来た稚魚達がいた
「…ちっ、一体どこに…？」
ある者はキョロキョロと辺りを見回した
そして
「っ…！！………みぃ〜っけ！！」
蛸の足が岩場からはみ出ている事を見ると一目散に仲間に伝え、その場を囲むように稚魚達は集まる
「おいおい、アズールぅ…頭隠して、足隠さずだぜ………ぁ？」
ある一人がその岩場に近づくと、岩場に書かれた魔法陣に気づいた
「あ…？これは一体何の………」
「……っ、助けて、レム！！」
アズールは魔法陣に向かって呼びかける
すると確かに聞こえたのだ
『承りました、アズール君』
その声が聞こえた瞬間に目も開けていられないほどに光があたりに満ちて
「人間」の身なりをした少女がそこにいた
「はぁ？？？」
どこからともなく、疑問の声が呟かれたと思った瞬間
いくつもの氷の刃が彼女の周りに形成されて
「アル・ヒューマ」
放たれた
「うわぁぁぁぁぁ！！！」
「ひぃぃぃいいい！！！」
所々に逃げ惑う稚魚達の声が聞こえてくる
そうしてその氷に当たった者はもれなく氷漬けにされて体が動かなくなっている
勿論、レムは無闇に殺しはしないので所詮手加減というところだ
そんな光景に震える者と目を輝かす者がいた
前者はこの状況に理解が及ばず、目の前に居る「人間」の少女の形をした『ナニカ』に怯えて声も出せなかった
そして、後者は
「うわぁ…！！すっげぇー！！」
「あの方は一体…？」
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癒し系猫 - バブーr((ｺﾞﾎﾝｺﾞﾎﾝアズールマジで可愛いっスよね！なんかスを付けるとラギーっぽいっスねぇ！ (2020年11月8日 15時) (
レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - あたしですさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです！ (2020年10月18日 16時) (レス) id: 7c7426a4d6 (このIDを非表示/違反報告)
あたしです - あ好き(( (2020年10月17日 23時) (レス) id: c5c420c491 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！そうですねぇ……トランスフォーマーなどは好んで見ないと思います……。本当に申し訳ないです(´；ω；｀) (2020年10月9日 21時) (レス) id: d578b282eb (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - 沙華猫さん» コメントありがとうございます！ただいま番外編を作ろうと検討中です！アンケートで選ばれなかったIFのストーリーも書いていきますので、もしかしたら姉様がいるIFストーリーも作るかもしれません！私の文才で何処まで書けるか疑問ですが…w (2020年10月9日 21時) (レス) id: d578b282eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぶん | 作成日時：2020年9月20日 19時
