特大アズール君ぬいぐるみ（タコ型）です ページ46
アズールは足元に転がる『ぬいぐるみ』を取る
「……………足が八本ですか」
そう、このぬいぐるみ足が八本あった
しかも、よくよく見れば『メガネ』までつけてる
灰色の丸い体、足が八本、メガネ
このヒントから導き出せる答えは……
「あっ…！！ア、アズールくんっ…！！そ、それはっ……そのっ……………」
視線を前に戻すと、レムが腕に大量の同じ物体を抱えているのが見える
彼女はその声、同様にあたふたと大層慌てた様子だった
……つまり、抱えきれなくて落ちた1個がコレである
ていうか、レムの部屋にはそれと同じ物が至る所に置かれていた
そう、まるでアズールがモデルのようなメガネを掛けた『タコ』のぬいぐるみが大量にあったのだ
何だこの部屋はヲタク部屋か？？？
アズールは無心になりながらレムにぬいぐるみを返す
「あっ、あの……アズール君……怒っていませんか？」
レムは頬を染めながらアズールの顔を伺う様に呟く
「…………、はっ！……すみません、放心してました。ちょっと、びっくりし過ぎて……それにしても、凄いですね……」
アズールは一瞬、思考がオーバーブロットしそうになったが精神力でなんとか耐えた
「……本当ですかっ！！凄いって思いますかっ！！！」
彼に凄いと言われて途端に元気を取り戻すレムにアズールはビクッと肩を揺らした
「……ええ、まぁ…。まさか、ここまで、やるとは思いませんでしたが……」
アズールの肯定にレムは更に嬉しくなったのか、彼の手を取りある場所も見てもらおうと彼を引っ張った
「アズール君っ！ぜひ、こちらも見てくださいっ！！！」
「ちょっ……レムっ！」
グイグイっと引っ張られて連れてこられたのは、クローゼットの前だった
「……？一体どうしたんですか？」
「ふふっ……まだ、途中なんですけれど、アズール君は特別です！」
アズールの疑問に彼女は満面の笑みでクローゼットを開けた
『居た』、何かさっき持ってたのと比べ物にならないくらいバカみたいにでかいタコのぬいぐるみが居た
めっちゃこっちガン見してた
-----それからのアズールの記憶は無い
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「……何か、凄く気になるんですけれど……その最後のぬいぐるみ」
ジェイドは苦笑いでレムの話を聞いていた
「アズールぅ……ドンマイ……」
フロイドは魂の抜けた男に、哀れみの表情を向けた
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癒し系猫 - バブーr((ｺﾞﾎﾝｺﾞﾎﾝアズールマジで可愛いっスよね！なんかスを付けるとラギーっぽいっスねぇ！ (2020年11月8日 15時) (
レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - あたしですさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです！ (2020年10月18日 16時) (レス) id: 7c7426a4d6 (このIDを非表示/違反報告)
あたしです - あ好き(( (2020年10月17日 23時) (レス) id: c5c420c491 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！そうですねぇ……トランスフォーマーなどは好んで見ないと思います……。本当に申し訳ないです(´；ω；｀) (2020年10月9日 21時) (レス) id: d578b282eb (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - 沙華猫さん» コメントありがとうございます！ただいま番外編を作ろうと検討中です！アンケートで選ばれなかったIFのストーリーも書いていきますので、もしかしたら姉様がいるIFストーリーも作るかもしれません！私の文才で何処まで書けるか疑問ですが…w (2020年10月9日 21時) (レス) id: d578b282eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぶん | 作成日時：2020年9月20日 19時
