犬の魔獣騒動 ページ2
「フーラ」
続いて風魔法を駆使する彼女
「くそっ…！！！」
その圧巻の戦い振りにリクは思考が停止しそうになった
「えっ…待って…めっちゃ強くない？レム、一人でいけるんじゃないの？！」
リクはこのレム追加による優勢状態に興奮する
「…つるが邪魔ですね。
ヒューマ」
遂にレムの本領である、水魔法を展開する
威力は風の魔法のおよそ倍
それを直撃で食らいそうになったリドルは避ける為にバランスを崩す
「しまっ…！！」
彼女はその隙を見逃さない
「ウル・ヒューマ」
氷の刃を上空に漂わせ、その全てが
リドルの背後の化け物に向かった
「なっ？！？！！」
リドルの驚愕の表情すら、レムは視界に映さ無い
その表面に触れた瞬間
パキパキと音を立てて、リドルを避けるように氷がまとわりつく
それが、チェックメイトの合図だった
「エル・フーラ」
そして、最後は風の刃で背後の化け物の首を切った
「すご………。え？これ、レムが最初からいれば良かったんじゃ…？？」
何ともあっけなく終わってしまった対リドル戦に皆、終始ぽか〜ん顔である
「……これで、終わりですよね」
こちらを振り返るレムに頷く事しか出来ない一同
「では、レムはリク君に話が…」
レムが言葉を紡ごうとした時だった
レムの近くでパリンっ…！と何かが割れる音が響く
それは、まるでガラス瓶の割れた音
「……っ危ない！！」
「…え？」
何が起こったのかまるで分からず体当たりしてきたリクによって突き飛ばされるレム
「…リ…ク…君？」
驚きで固まるレムにエースの声が響く
「……監督生！！！！」
「ぐあぁぁぁぁ！！！！！」
リクは突如として現れた犬の魔獣に
四肢を噛まれて
襲われていた
「っ…！！」
レムには何処からこの魔獣が来たかなんて分からない
でも、鉄球を奮ってリクに襲いかかるその魔獣を蹴散らす
「…ゔっ…う…く…」
今にも意識を失いそうなリクにレムは駆け寄った
「…死な…ないで…死なないで…死なないで…！！」
レムは必死で叫んだ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
一方で、レムを探しに来たアズール
「くそっ…なんでこんな所に魔獣が…！！」
ハーツラビュル寮近くに魔獣が大量に発生していた
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Sena(プロフ) - きゃぁぁぁ！更新ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！更新頑張ってください！ (2022年6月18日 12時) (
レス) id: 61121e16fc (このIDを非表示/違反報告)
Sena(プロフ) - 成り代わり＋クロスオーバーものですか！？すっごく好きです！！現在は更新なされていないようですが、もうなさらないのでしょうか？更新が再開されること、願っています！！ (2021年11月23日 16時) (レス) @page30 id: 61121e16fc (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - レムちんが出てきてもう感激しております！レポートにテストに忙しいと思いますが気をつけてください！（体調など） (2021年2月3日 0時) (レス) id: baa494e620 (このIDを非表示/違反報告)
huran875(プロフ) - ここまでイッキ読みさせてもらいましたが、レムちゃんのポジションも素敵で、ツイステとリゼロのストーリーの同時進行を書くもの上手すぎて、面白さに震えてます……更新楽しみにしてます、無理せず頑張ってください！ (2021年1月7日 22時) (レス) id: eabf6e44ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぶん | 作成日時：2021年1月2日 19時
