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そのつもりはなかった…
なんて紳士ぶって綺麗事は吐きません。
あわよくば…って思うのが男ってもんで。
しかもAは友達とか同僚とかじゃなく列記とした俺の可愛い彼女。
その可愛いさに箍が外れて、こういう方向に事を運んでもおかしくはないし誰にも責められない。
部屋に２人でいて手を出さないってのも逆におかしくない？
何で手を出してこないの？って不安に思っちゃう女の子だっていると思う…
ってAに手を出してる自分を正当化する為の御託を並べてみたり…。
つまり、私はAを抱きたいわけですよ。
なのに！
「ね？和也くん？」
下着のホックを外そうとする俺の腕をトントンと叩く。
あぁ〜鳴ってるね？
ウザいくらいに…
悪戯かって思うくらいにインターフォンを連打されてるね？
せっかくAの気をそっちに向けたのに！
冷静に戻しやがって！
組み敷いてたAの顔をふと見ると、困った様に眉を下げていて。
俺も盛り上がってた気分が落ちて…
何もかもが萎えたわ！
小さくため息をついて玄関に向かう。
背後でAは起き上がって服を整えてる。
てか…
ラグの上とはいえ床って…
ちょっとがっつき過ぎちゃいましたかね？
俺はいいけどAは床だと痛いだろうから次からは気をつけないとな…うん。
「はい？どちら様？」
チェーンをつけたままドアを開くと…
「俺様。」
「どなたかのお宅とお間違いですよ？」
そう言ってドアを閉めようとすると、間に足を挟みそれを阻止する。
その状態でドアの外側内側でガチャガチャと押したり引いたりの攻防戦。
「んだよ！何しに来たんだよ！」
「ゲームばっかやってて不健康なお前を遊んでやろうと思ったんだろ？！ありがたく思え！」
「頼んでねぇよ！」
「んだよ！いつもは入れてくれんのに！女か？！女なんだろ？！クソ！俺は逃げられたってのに！」
「知らねぇよ！」
「俺がどんな女か品定めしてやるよ！」
「結構だ！つーか帰れよ！」
「可愛いのか？それともソッチの具合がいいのか？それなら俺にも貸せよ！」
「貸すかバカ！サイテーな事を玄関先で叫ぶな！」
近所に聞こえてたら俺まで疑われるだろうが！
ガチャガチャとまだ押し問答を繰り広げる俺の背後から、
「…大野…先生…？」
鈴を転がした様な可愛い声が聞こえて、ドアの外の大野さんが力を抜いたのを見逃さずに足を蹴り出しドアを閉めた。
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たか(プロフ) - お話の続きを楽しみしています♪次回の更新までに時間が掛かっても待っていられる程、幸せな気持ちにして頂いています。そして、次回更新までに時間が掛かると知らせて下さる、しおななさんのお気遣い、見習いたいと思います☆ (2017年2月4日 9時) (
レス) id: d67dc24aa9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ☆ミ(プロフ) - しおななちゃん、更新ありがとうございます♪ 気になるところではあるけれど、ちゃんと待ってるので大丈夫です(*´ 艸｀)たのしみにしてるね♪ (2017年2月4日 8時) (レス) id: 7140f0bb04 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - 美紀さん» 初めましてありがとうございます。こちらこそ読んで頂けるだけでありがたいので、これからもお付き合い頂けたら嬉しいです。 (2017年2月2日 10時) (レス) id: b103358af1 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - ヒロ☆ミさん» こちらこそありがとう。誹謗中傷したり自分の我儘押しつける事してもその自分もきっと楽しめないだろうしね。みんな仲良く楽しく妄想しましょうと提案してみただけです。 (2017年2月2日 10時) (レス) id: b103358af1 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - おーちゃんさん» 急いのにありがとう。ここでは大人しくいますよ？(笑)私が本気で言っちゃったら大変な事になるので(笑)みんな仲良く楽しく過ごそうねぇ〜っていうのを優しく提案してみたよ。 (2017年2月2日 10時) (レス) id: b103358af1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2016年11月1日 17時
