６８☆ ページ28
和也くんの唇は熱くて…
耳元で聞こえる吐息は妖艶で…。
さすがに彼が何をしようとしているのかわかって、服の下に滑り込んでお腹から少しずつ上に這わす手を咄嗟に押さえる。
「か…かず…和也くん？」
「ん〜？」
返事をするもその唇は止まらずに、服の下に入ってない手は私の手を退かそうと手首を掴む。
「や…ちょ、ちょっと待って？」
「待てない。待たない。」
そのウイスパーボイスで耳元で囁かないで！
耳を弄んでた唇は下降して、首筋を舌先でツーッと撫で上げられる。
服の下の手が更に上昇しない様に必死で抵抗してると、和也くんの身体ごと体重をかけられてラグの上に倒れる。
見上げた先は片方の口角をクイッと上げて妖艶に微笑む和也くん。
私が逃げない様に体重をかけて手足を痛くない様に上手く拘束されてる。
「随分と余裕だね？そういう態度取られると俄然燃えるって知ってた？」
「えっ？」
余裕なんてないよ！
真昼間から突然スイッチが入った和也くんにどうしていいかパニック状態。
「そんな余裕ぶっ飛ばしたいから最初っからギアマックスで攻めてもい？」
「はっ？！」
「大丈夫。Aは気持ちよくなるだけだから。」
「え？…あ……？」
「ふふふ。可愛いなぁ。それは遠回しに俺に『食べて？』ってアピール？」
「アピールしてない！」
どこをどう解釈したら、今までの私の言動からそう取れるのか…。
「ね…？可愛いウサちゃん？オオカミさんに食べられちゃって？」
小首を傾げておねだりポーズだけど、声と目がそんな可愛いもんじゃなくて…
甘く妖艶で…。
「〜〜〜つ//」
ズルイ！
ホントにズルイ！！
「ふふふ。いいコだね？」
そう言って満足そうに笑うと、おでこにチュッとキスを落とす。
「優しくするね…？」
まぶたに…
「どんな化学反応起こすんだろうね…？」
鼻に…
「真っピンクなオーラが出たりして…？」
ほっぺに…
「大好きだよ？」
そう囁くと最後に唇にキスが落ちてきて…。
下着はどうだったっけ…？
ムダ毛処置は完璧…？
女の子の色々な準備の事が頭を駆け巡るけど、和也くんと付き合い出して、今まで彼が付き合ってきた大人の女の人達と同等にはなれなくてもせめてできる範囲で可愛い綺麗な女の子でいたいと手入れしてたからとりあえずは大丈夫だと思う…。
和也の手が背中に回り下着に手がかかる…
「ピンポ〜ン。」
和也くんの手が止まった。
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たか(プロフ) - お話の続きを楽しみしています♪次回の更新までに時間が掛かっても待っていられる程、幸せな気持ちにして頂いています。そして、次回更新までに時間が掛かると知らせて下さる、しおななさんのお気遣い、見習いたいと思います☆ (2017年2月4日 9時) (
レス) id: d67dc24aa9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ☆ミ(プロフ) - しおななちゃん、更新ありがとうございます♪ 気になるところではあるけれど、ちゃんと待ってるので大丈夫です(*´ 艸｀)たのしみにしてるね♪ (2017年2月4日 8時) (レス) id: 7140f0bb04 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - 美紀さん» 初めましてありがとうございます。こちらこそ読んで頂けるだけでありがたいので、これからもお付き合い頂けたら嬉しいです。 (2017年2月2日 10時) (レス) id: b103358af1 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - ヒロ☆ミさん» こちらこそありがとう。誹謗中傷したり自分の我儘押しつける事してもその自分もきっと楽しめないだろうしね。みんな仲良く楽しく妄想しましょうと提案してみただけです。 (2017年2月2日 10時) (レス) id: b103358af1 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - おーちゃんさん» 急いのにありがとう。ここでは大人しくいますよ？(笑)私が本気で言っちゃったら大変な事になるので(笑)みんな仲良く楽しく過ごそうねぇ〜っていうのを優しく提案してみたよ。 (2017年2月2日 10時) (レス) id: b103358af1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2016年11月1日 17時
