13.贈り物 ページ15
突然の爆弾発言により伸ばしかけていた手が止まる。
『…ぇ…？』
驚きにより声が震えて小さくなる。途中で止まっている手も震えている。
コ「あ！ショッピくん、っていうのはな！俺のサッカー部の後輩やねん！性格に難はあるとおもうけど良いやつやで！」
コ「で、ショッピくんが皇さんと最寄り駅が一緒だったらしくてなあ。そのとき皇さんが落としたんやけどさっさと行ってしもうたみたいでな？声をかけようにもかけられへんかったみたいで。だからショッピくんが家に持ち帰って洗濯しといたんだと。」
コ「で、持ってきたはええけど今日運悪く日直でなあ。同じクラスやから持ってくで、ゆうて持ってきたんや。ショッピくんは拾ったんやから直接渡す〜とかゆうてたけど日直で残念そうやったなぁww」
震えている私をよそにペラペラと喋りだすコネシマさん。駅で拾った、というので受け取った包み紙を開けてみると、中に入っていたのは私が駅で落としたはずのハンカチだった。
『これ…』
コ「あれ？皇さんのちゃうかったか？」
『いえ！私のです！ただ、このハンカチ思入れがあってお気に入りだったから落としたのにショックを受けてて、だから…！』
ショッピくんが関係していることで震えていた手がハンカチが戻ってきたことでさらに震える。
コ「おう！そうかそうか！それならよかった！ショッピくんにも伝えとくな！！」
『ほんとに、ありがとうございます…！』
コ「はっはっは！お礼はショッピくんにいってえな！俺はなんもしとらんよwじゃあな！」
会話を終えて、嵐が去った後のような静けさになった私と結衣の周り。
結衣「…良かった、ね？A」
『そ、うだね…良かった、のかな』
コネシマさんがいたときからの落差に戸惑いつつ言葉を交わす。
少なくともショッピくんの印象には残ってしまっただろう。
ショッピくんに拾ってもらったことは嬉しいし、この包み紙は家宝にする。
が、印象に残ったことを考えてみれば素直に喜んで良いのか分からなくなってしまう。
結衣「で、どうすんの、お礼。するんでしょ？」
『まあするけどさぁ。…できると思う？』
結衣「思わん。」
急に告げられた事実(御礼)に対して私のことを聞くとバッサリと切られてしまった。
どうしよう。と今日一日は結衣と一緒にこれからのことを考えることになるだろう。
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yellow(プロフ) - まるさん» オリジナルフラグ外しました〜ルール確認の際で見落としがあったのだと思います(>_<)すみません！初心者にも指摘してくださってありがとうございます！ (2018年12月13日 19時) (
レス) id: 405e1a8559 (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールを理解せずに作られた違反作品が増え、占ツクが無法地帯だと言われる要因の一つになっています。皆が楽しく活動できる占ツクになるようご協力下さい (2018年12月13日 17時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか？そこら辺をちゃんと読まれて、ルールを確認の上作品を作るようにして下さい (2018年12月13日 17時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yellow | 作成日時：2018年12月13日 17時
