公式名簿 (ページ16)

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独歩愛-2 ページ16

　
【人格-2】
　誰彼構わず嫌悪感をあらわにし、暴言を吐き捨てるがコミュニケーションがとれない訳ではない様子。
　意外と根っこが真面目なので書類仕事は淡々とこなす。
　悪魔についてはどうでもいいと思っているらしくそこまで献身的ではない。
　甘え上手や、いわゆるぶりっ子と呼ばれる類の人間を毛嫌いする。
　自分が素直になれない反動なのではないかと言われているが、それを聞いて「は？」と返していたため、ただ生理的に受け付けないだけなのかもしれない。

【その他・備考】
　軍に来たのはつい最近で、どこからともなく亜栗が連れてきた。
　しょっちゅう家に帰りたがっているが、実際家が恋しいわけではなく平和が恋しい様子。
　自身のセンスに気が付いたのは十歳になるころらしく、やべえと思いつつ放置してきたとのこと。
　拒食症の気があるのか、食事を嫌がる。
　痩せたいわけではないらしいが、「食事をすると腹痛に襲われる」「食べると疲れる」「食べ物を見るだけで胃が膨れる」等の発言から食欲不振であることはたしかである。
　やや栄養失調の気があるのか、傷や痣が残りやすく、すぐ口内炎が出来、金属アレルギー対応が出る。全体的にぼろぼろである。
　体力も戦闘意欲もないが、どうやら戦闘のセンスだけはそこそこあるらしい。
　頭も悪くはないので動きながら考えることができる。軍人としての素質はあるようだ。
　最近やっと拳銃をぶっぱなせるようになってきた。ナイフはまだ無理。もちろん体術もずぶの素人のまま。
　英語はまだ流暢ではないがなんとか話せる様子。日本語が通じる相手には日本語で話しかけている。
　
【サンプルボイス】
「じろじろ見んな」
「は？死ね」
「興味ない」
「四の五の言わずに家に帰せ」
「いらない。知らない。ほっといて」
「亜栗？知るかよあんなやつ。ゴミだゴミ」
「うぜーんだわ。そう言うの。他所でそうすんのはあんたの勝手だけど、わたしの近くでは自粛するか、そもそもわたしに近寄らないかして」
「生きてる人間なんて信じるもんじゃねーよ。そもそも信じるってなんだって話じゃん」
「声がでかくて鬱陶しいんだよ。失せろや」
「あぶねえーッ！死ぬ！」