幼馴染みのあいつ*k.nino*2 (ページ22)

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おとなりさん＊57 ページ22

A『…あ、

なんかごめんね。

かずのこと思い出したら

無性に腹がたって…。』

大「いや、…なんかAちゃん

あの幼馴染み君の話してる時

よう喋るなぁ。思て…。」

えっ？

いや、それは腹がたってるからであって。

安「そういや今日、Aちゃん

二宮君と一緒やなかったんやね。」

隣に座ってる安田君が

教科書をペラペラめくりながら

私に聞いてくる。

でも私が口を開くより先に

大倉君が、

大「えっ、そうなん？」

って、

安「俺今日来る時

二宮君がひとりで下駄箱におったから、

今日Aちゃんと

一緒やないんやなって思て。」

A『あっ…うん今日は…ちょっとね』

ちょっとしどろもどろで答えてしまった。

安「珍しいやん？

なんかあったん？」

安田君が聞いてくるけど、

そんなの…こっちが聞きたいよ。

首を振って『ううん！』って

笑顔を見せた。

調度本令の

チャイムが鳴って

前田先生がはいってくる。

先「おはよー！

はい！みんな勉強したかー」

って大きい声が響き渡る。

あぁー。

テストが始まる

なんか今日は、

憂鬱だ。