Marine ９ ページ18
ー廉sideー
テントの中、すぐ近くにある柔らかそうな胸。
苺をあーんされた時も前かがみになったものやから谷間がめっちゃ見えて。
そして芽生えたイタズラ心。
目の前にある白い水着を思い切り鷲掴み。
「……こんな大きかった？」
「〜〜〜〜〜っ！！！」
顔を真っ赤にして俺を見る麗奈。
俺の手で形を変える胸を思わず凝視。
やっぱり柔らかいそれは、手のひらにすっぽり。
「も、もう…！
触りすぎ…！」
「えぇ、もう終わり？」
手首を掴まれ、夢の時間終了。
「れ、廉くんが今ここでぇ、えっちな気分になったら困ります…！」
「………………」
いそいそとパーカーを着る麗奈。
え、えっちな気分って…。
「もう、めっちゃ可愛いなんなん？」
「ひゃっ！」
思わず後ろからギュッ。
麗奈の甘い香りが鼻いっぱいに広がる。
「も、もう、馬鹿に、しないの！」
そう言って俺の腕を叩く。
しかしかなり力を付ける抜いてくれてるのかまったく痛くない。
「んー、ちょっだけこうさせて」
そう言って麗奈の肩に頭を置く。
「…か、かき氷は？」
「後ででええやん」
「無くなっちゃうよ？」
「そしたらアイス食べる」
「……もぅ」
ふわりと頭に、心地いい感触。
撫でられていることを理解するまでに、ほんの数秒。
周りはガヤガヤとうるさいのに、テントの中は静かで。
まるで別世界のよう。
途端に襲う眠気。
「んぅ……眠い………」
「へ、この体制辛くないの？」
「ちょっと首痛い」
「じゃあ、ここ、来る？」
そう言って麗奈がポンポンと叩いたのは
「……ええの？」
ムチムチした太もも。
「うん、どーぞ」
恥ずかしそうに笑う麗奈。
遠慮気味に、太ももに頭を乗せる俺。
………う、わ。
何やねんこれ。
めっちゃ柔らかい。
初めてされたかも、膝枕。
ドキドキが止まらない。
テントはちょっぴり狭いため、足を軽く折りたたむ。
その時。
体に何か、かけられる感覚。
「え？」
その正体は、麗奈が着ていたパーカーだった。
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SugerSalt - 続編みたいのでガンバってください！ (2016年8月22日 0時) (
レス) id: 2ff656da6b (このIDを非表示/違反報告)
高橋悠花(プロフ) - すごく面白かったです！続編みたいです！ (2015年8月15日 22時) (レス) id: 4b6cc4c3c1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーぷる(プロフ) - すごく面白かったです！続編読みたいです！！ (2015年8月12日 11時) (レス) id: e66fff8783 (このIDを非表示/違反報告)
ラブホリ王子様(プロフ) - 続編読みたいです！！よろしくおねがいします！ (2015年8月12日 7時) (レス) id: 931b342773 (このIDを非表示/違反報告)
あめ風(プロフ) - この作品すごくすきです！！続編みたいです！平野くんと百合ちゃんのお話もみたいです！！ (2015年8月12日 1時) (レス) id: 440484f21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永瀬 麗奈
| 作成日時：2015年5月29日 17時
