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湯気がたつマグカップを2つ持ち溢れないかどうか確認しながらこちらまで運んでくるこんな可愛い男がこの世にいたとは。
『ありがとうございます!!』
SC「熱いから冷ましながら飲みなね」
『はいっ、アチっ』
SC「今俺言ったばっかなのに…笑」
『すみません早く飲みたくて…』
スンチョルさんは相変わらずだな〜なんて言いながら冷蔵庫から氷を一つ持ってきて私のマグカップの中に浮かばせた。
氷はすぐに姿を消した。
SC「それでさ、なんで今こうなってるのかすんごい気になってると思うんだけど」
『はい』(すっかり忘れてた)
SC「本当に特に理由はなくて」
『え』
SC「ただ急にAに会いたくなったんだ。」
俺おかしいよな
と、髪の毛を触りながら笑う
その姿にスンチョルさんに聞こえてしまうんではないかと思うくらい心臓が速くなった。
キューっと締め付けられて
『なんかありました…?』
SC「聞いてくれるの?」
『私でよければぜひ』
スンチョルさんは私の隣に座って何から話そうか迷いながらゆっくりと話し出した。
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作者名:膝の上 | 作成日時:2022年12月25日 19時