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冬の夜は寒い。そんな当たり前なこと言ってどうする。でも寒い。
向こうからやってくるカップルが(またカップルか)手を繋いで彼氏の方のポッケに入れている。
うわそれ絶対ホッカイロより気持ち的に100倍あったかいやつだ。

真横を通り過ぎていくのでカップルをガン見してしまった。彼女さんに睨まれた気もする。



SC「俺たちも手繋ぐ?」
『は、はい?!』



ロングコートにあるポッケをほらと見せながら笑って手を差し出してくる
はい?なんですかこの状況は漫画ですか??



『そういうのは好きな子にやってくださいよ』



また可愛げのない返事
こういうとこが彼氏ができない原因だと何度ラナに言われてきたことか。


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スンチョルさんの家は思ったとおりの綺麗な部屋だ。
見た感じ女の人の気配もなく20代男性少し潔癖気味と言ったところか。

ソファに座れと促されたので失礼しますと言ってドカッと座った。あぁ、また女を捨てた行動をしたな



SC「何飲む?」
『なんでも大丈夫です!』
SC「じゃあ寒いからココア作るね」



スンチョルさんがココア…ベストマッチです。


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設定タグ:セブチ , ミンハオ , スンチョル   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:膝の上 | 作成日時:2022年12月25日 19時

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