私のクリスマス (ページ4)

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クリスマスまであと３日
テレビも動画サイトの広告ですらクリスマス一色である

「ありがとうございました〜」

そして私はいつも通りのシフト
このお店は予約ケーキなどは扱っていないので他のケーキ屋よりは忙しくない方なのかも知れないが
人の列がなくなるまでには私の声も消えかける。

『いらっしゃいま…ってあれスンチョルさん』
SC「お疲れA」
『お疲れ様です。どのケーキにしますか？』
SC「Aで」
『ないんですよね〜笑』
SC「この後時間ある？」
『バイトが22:00までなのでそのあとなら…』
SC「わかったまた来る」

結局何も買わず去って行ったスンチョルさん
後ろの人からのうざそうな目なんて気にもせずひらひらと手を振って笑顔で帰って行った。
かっこいい、
通りすがりのカップルの彼女さえもを振り返させる圧倒的イケメン

なんであのチビがこんなイケメンと仲が良いんだっけ忘れたな
って待って、スンチョルさん、迎えに来んの？？

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