私のクリスマス (ページ25)

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ブワッと冷気が体を襲う
細かい雪がふわふわと舞う中、立っていたのは

『スンチョルさん、』
SC「ごめんな俺で」

『え、いや、そんな』
SC「そんな顔してたから。でもごめんどうしても伝えたいことがあって」
『すみません、疲れちゃってるのかな笑』

寒い中待ってくれていたスンチョルさんの顔は赤くて
手も赤い
なんでマフラーも手袋もしてないの、？

『スンチョルさん、寒いですよね』
SC「まあ」
『どこか行きます？』
SC「いやすぐ終わるから、Aは平気？」
『あ、はい私は大丈夫です』
SC「ごめん」

どうして悲しい表情をするのだろう
なんか失礼なこと言ったかな、
スンチョルさん、やっぱスンチョルさんってどんな人なんですか、？

SC「A、ずっと俺Aなことが好きでした。
いや今もこれからもきっとずっと好きなんだろうけど
でもAにはもっとふさわしい人がいるから。」

『スンチョルさん、』
SC「何も言わないで」
『スンチョルさん、ありがとうございます。
私好きな人がいるみたいです。今もその人のこと考えてます。』

SC「何も言わないでって言ったのに」
『ごめんなさい…』

下を向くスンチョルさんの目はいつも以上に潤んでいた。
スンチョルさん、スンチョルさんにももっともっと素敵な人がいますよ。上から目線ですけど…

SC「ミンハオ、ジフナの家にいる」
『え？』
SC「早く会いに行ってあげて」
『、はい』

雪が降る中私はスンチョルさんにお礼を言って走り出した。
夜に1人じゃハオに怒られちゃうかな

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