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やべえあまり物があると思って冷蔵庫を開けても2日前くらいに食べた炒飯がドンと構えてるだけだった。
流石にこれを食べると私のお腹が悲鳴をあげる。



『…なんもなかった』
MH「お前本当に一人暮らししてんの?」
『ほぼジフンの家で食べてたかも。』



改めてイ・ジフンの偉大さに気づく。
やっぱり暖房器具はプレゼントしよう。



MH「どっか食いに行くか?」
『寒い』
MH「我慢しろ飢え死ぬぞ」
『…』



物欲には勝てるが食欲には勝てないで有名な私(?)
コンビニ食でもいいな
とにかくこのばかでか胃袋にモノを入れてやらなければ。



.



『さむっ』



一度暖かい部屋に入ってしまうと外が冷凍庫なのではと脳が錯覚する。
手袋してくればよかった
あ、買ってないんだった。



MH「さみーな」
『うん』



20:00
電灯がない道は本当に真っ暗で月明かりなんて嘘だろ!と叫びそうになる。
どうにか手だけは温めたくてはーはーと手に息を吹きかけているとミンハオの大きい左手が私の右手を少し雑に繋いだ。
おまけにロングコートのポッケにインだ。



MH「これで我慢しろ」
『…、はい』



我慢なんて、もう夢叶ってますよ。


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設定タグ:セブチ , ミンハオ , スンチョル   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:膝の上 | 作成日時:2022年12月25日 19時

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