私のクリスマス (ページ13)

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MH「寒い？」
『いやー、』
MH「寒かったらこっち来いよ」
『んー』
MH「…俺が行くよ」

スッと立ち上がるミンハオを目で追うと当たり前ながら大きいなと思う。
すらっとしていてすごく、綺麗なんだ。

近くにあった毛布を手に取って私の横に座り自分の膝と私の膝に毛布をかけた。
ミンハオの膝片方にしかかかってないところから彼の優しさを感じる。

MH「気まずいか？」
『まあ、こうみえて3年のブランクがあるからね』
MH「俺は別に気まずくないけど」

こういうとこも何も変わってないんだな

MH「お前さ、」
『なによ』
MH「その、クリスマスどう過ごすの」
『わかってるくせに。バイトですよ。』
MH「何時まで」
『なに冷やかしにくるの？』
MH「は？そんなめんどくさいことしねーよ」
『、閉店までです』
MH「あっそ」

なによどうせあんたは2日後くらいには彼女いるんでしょ。
クリスマス＝恋人になってしまうこの幼稚な脳を今すぐにでも捨てたい気持ちもあるが実際世間がそうさせているのでは。

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