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中3の秋、9月
まだまだ、残暑があって暑い
あのベンチは今も、違う空気が流れてるけれど。
『Aって、◎◎高校に行くんやっけ』
「そうそう」
『吹部？』
「うん。あそこ強いんやって。…もちろん、私でも行ける成績やけど」
『上目指しすぎてもあかんしな、(笑)』
「誠司くんは？」
“んー、迷ってる感じやな“
そう言って、戸惑うように笑った彼。
その顔は、少し悲しそうにも見える
「…私、美容師になりたいんだ」
『知ってる』
「いつか、普通の美容室じゃなくて、障害持っとる人の美容室持ちたいんよ」
『…Aっぽくてええと思う』
ずっと前から、美容師になりたい、と思っていた
彼の前でも、小学校のころからも。
『俺は…』
彼が、毎日のように口にしていたこと
「プロ野球選手、やろ」
『でも、』
「誠司くんなら、出来るよ」
『自信が、どうしてもってぐらい持てん』
「やから、練習するんやないの」
『まぁ…。俺、埋もれそうな気がしてん』
埋もれる…？
野球が強いところに行くのだろうか
『時々、心配になる』
私は、彼を応援したい。
たとえ離れるとしても、気持ちはきっと変わらないから
「少なくとも、私は応援しとるから」
彼の背中に、手を当てた
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だらだらピカチュウ(プロフ) - 聖音美紅さん» ありがとうございます！一途のヒロイン結構大変でした、、、(笑)実はちょっとsideを変えて書こうかなぁとも思っていますが、長編は疲れてしまったのでしばらくはやめておこうと思ってます(^^;;また気が向いたら公開するかもしれないです(^-^) (2019年6月12日 23時) (
レス) id: 24f53a6468 (このIDを非表示/違反報告)
聖音美紅(プロフ) - 全部読ませていただきました!!ずっと待っていたヒロイン一途でいいですね！もしよろしければ続編も期待しています！ (2019年6月12日 22時) (レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)
だらだらピカチュウ(プロフ) - ありがとうございます！面白いって言って貰えると更新する気も上がります♪続き楽しみにしててください！ (2018年9月23日 20時) (レス) id: 8fd2671549 (このIDを非表示/違反報告)
イヅ(プロフ) - この小説面白い！更新頑張って下さい!! (2018年9月23日 20時) (レス) id: 0266ec0724 (このIDを非表示/違反報告)
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