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「あれ、時間早いのかな」
どの部活も終わっていないようで、
時計を見ると、いつもよりも早い時間を示している。
野球部を含む運動部のいるグラウンドを窺いながら、外にあるベンチに腰を下ろす。
バックネットの辺りを熱心に見つめる。
あれ、誠司くんいないのかな
少し気を緩ませると、
視界に入ってくる揺れる物
そちらを見ると、日陰のベンチに座っている男の子…誠司くんがこちらに手を振っている。
目が合うと、笑ってくれた。
私も自然と口角が上がっていて、気づけば手を振り返していた。
こちらに向かって、今度は手招きを始めた。
躊躇っていると、激しく手招きしてくる。
お茶を1口のんで、周りを見回しながら誠司くんの元へと向かった。
なんだ。変に緊張するのは、バレるか心配なせいかな
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だらだらピカチュウ(プロフ) - 聖音美紅さん» ありがとうございます!一途のヒロイン結構大変でした、、、(笑)実はちょっとsideを変えて書こうかなぁとも思っていますが、長編は疲れてしまったのでしばらくはやめておこうと思ってます(^^;;また気が向いたら公開するかもしれないです(^-^) (2019年6月12日 23時) (レス) id: 24f53a6468 (このIDを非表示/違反報告)
聖音美紅(プロフ) - 全部読ませていただきました!!ずっと待っていたヒロイン一途でいいですね!もしよろしければ続編も期待しています! (2019年6月12日 22時) (レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)
だらだらピカチュウ(プロフ) - ありがとうございます!面白いって言って貰えると更新する気も上がります♪続き楽しみにしててください! (2018年9月23日 20時) (レス) id: 8fd2671549 (このIDを非表示/違反報告)
イヅ(プロフ) - この小説面白い!更新頑張って下さい!! (2018年9月23日 20時) (レス) id: 0266ec0724 (このIDを非表示/違反報告)
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