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28つ目のお仕事 ページ32

−ころんside−

「うわっ!!…びっくりしたぁ」


ゆきがお茶を入れてきたと思えば僕を見て急に叫びだした


え?裸だからだろって?いやいやいや、確かに裸っちゃあ裸だけど


半裸だからね?ワイシャツ苦しかったから他の服に着替えようとしてただけだから


「…あ!てか、大丈夫?!怪我とかしてない?!」


床にはティーカップの破片が散らばっている

刺さったりしたら大変だ


『あっ!ご、ごめんなさいっ!!』


顔を真っ赤にしていたゆきが今度は顔を真っ青にしてティーカップの破片を拾おうとする


「ちょっ!まって!!」


そんな慌てたら刺さる!


僕がゆきの手を掴もうと手を出した瞬間だった


『も、申し訳ありません!ころん様っ…!』


手を床につき頭を深く下げた、つまり土下座をしてきたのだ


「ゆき、そんな事しなくていi…『お許しくださいっ!!』」


「……」


ゆきの前にかがみ肩を持ちゆっくりと顔をあげさせる


その体は子犬のように震えていて、とても可哀想に思えた


「ゆき、僕全然怒ってないよ?だからもう泣かないで?」

『ほ、ほんとですか…?_グスッ_』


綺麗な茶色の瞳にはうっすらと涙の膜が張っていて不謹慎だけどとても綺麗だと思った


「うん、だからもう泣かないで?綺麗な目が腫れちゃうよ?」


親指でゆきの涙をそっと拭った


「ね?」

『…はいっ』


落ち着いたのかふにゃっとしたいつもの笑顔を見せてくれた


泣いてる姿も可愛かったけど、やっぱり君には笑顔が一番似合う


『ここ片付けますね^^*』

「ケガしないように気を付けてね?なんなら僕がやるよ?」

『いえ!大丈夫です!わたしはころん様の側近としてしっかり働きます_ニコッ_』

「っ///」


今度は子供のような無邪気な笑顔を見せてキッチンに戻っていった


「あ〜もうっ///ほんっと、そういうとこずるいんだよなぁ…_((ボソッ」


こうやって僕はどんどん君を好きになっていく


To Be Continued−…

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輪廻@サブ垢なのだー!(プロフ) - え?あの!ちょ、んふふ…////あ、すみません取り乱しました((すごくめっちゃくちゃ好みの小説です!神ですか?あの付き合r((殴 (2020年7月1日 7時) (レス) id: a898904401 (このIDを非表示/違反報告)
うり - とっても面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月24日 8時) (レス) id: 8010b1a9dc (このIDを非表示/違反報告)
すみれ@自由人(プロフ) - このお話面白そうですね…! こういう設定のお話好きなので嬉しいです! 頑張ってください、応援してます! (2020年5月23日 6時) (レス) id: 87f53a63fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめにゃんこ | 作成日時:2020年5月23日 0時

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