幽霊族の彼に一目惚れしたおはなし 2章

結婚 ページ34

-ゲゲ郎side-

それはさくらの御母堂の命日から数週間がたったある日のこと

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水｢なぁ…お前らっていつ結婚するんだ？？｣

｢んぐっ、！なな、なんじゃ急に!!｣


昼時の暖かな日差しの元お茶を飲んでいると、ふと水木がそんな事を口走った

驚きのあまりお茶が変なところに入り盛大にむせ込む


水｢おい静かにしろ、鬼太郎が起きちまうだろが｣

｢お主が突飛押しもないことを言うからじゃろう！｣


すやすやと可愛らしい寝息を立て昼寝をする鬼太郎を起こさないように声を抑える


水｢なんだ、お前のことだからもう求婚してるかと思ってたんだが違ったのか｣

｢阿呆、そんな簡単にするもんじゃないじゃろ｣


もちろん、さくらを妻にしたいと何百回何千回何億回何…(以下省略)思っている

じゃが…


｢水木以外の人間をこんなに信用出来るとは思わなかった、こんなに愛せるとも…じゃがさくらはまだ20歳の娘じゃ事を急いで困らせるかと思うと少し思うところがあってのう……｣

水｢意外だな、お前歳とか気にするのか｣

｢人間と関わって少し考え方が変わったんじゃよ｣

水(アイツなら絶対断らないと思うがな、なんなら即OKを出すと思うが……)

水｢まぁ、それもそうか求婚ってのは一大事だしな｣

｢うむ……｣

じゃが……じゃがのう…………


｢むむむむ…｣


To Be Continued-……

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