探索 ページ46
-さくらside-
鬼「うっ……あぅ………」
『んん………』
なに？……頭が痛い……誰なの私を叩いてるのは…？
鬼「あーぁ！！うっ！！」
『…あっ！』
パチッと目が覚める、視界には私を心配そうに見つめる鬼太郎くんが居た
『鬼太郎くん、無事でよかった…』
怪我もしていないし意識もしっかりあるようだ
良かった……でも、ここ何処なの…？
あの暗闇に飲み込まれ目覚めたかと思えば見慣れない景色が広がっている
『…洞窟…？』
見たところどこかの洞窟の中のようだ薄暗い道がずーっと続いている
『まって、水木さんは…？？』
鬼太郎くんは居るが一緒に飲み込まれたはずの水木さんの姿が見当たらない
『水木さーーん！！！』
どれだけ名前を呼んでも、ただ私の声がこだまするだけで他の声は聞こえない
『水木さん…無事だといいんだけど…』
鬼「あぅ……」
そう思いながらきょろきょろと洞窟を見渡していると、今にも泣き出してしまいそうな顔で私を見つめる鬼太郎くん
『大丈夫、絶対私が守るからね皆でお家に帰ってご飯食べようね！』
そうだ、クヨクヨしている場合では無い今この子を守れるのは私しかいないのだから
しっかりしなきゃ
『とにかく水木さんと合流しよう』
どうやら携帯も圏外で使えない、とにかく歩いて探すしかない
『でも、どっちに行けばいいの…？』
そう、この洞窟内は道が迷路のように枝分かれしておりどちらに進めばいいのかさっぱり分からない
鬼「み、みっ」
『ん？どうしたの？』
私が迷っていると鬼太郎くんが指をさしながら何かを言おうと頑張っている
鬼「みじゅ…みじゅ…！」
みじゅ…？…みじゅって
『水木さんのこと？』
鬼「うっ！」
まさかの正解のようだ
しかも、まさかの水木さんの名前を今言えるようになった事実を今知ることになるとは
こんなこと思ってる場合じゃないけど成長を感じて感動
『水木さんはこっちにいるの？』
鬼「ん！」
鬼太郎くんはまだ子供だけど幽霊族、なにか感じるものがあるのかもしれない
私は鬼太郎くんの指を指した方に足を進めた
To Be Continued-…
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ゆめにゃんこ(プロフ) - びぃさん» なんて嬉しいコメントｯｯ!!そう言っていただけるとモチベがめっちゃ上がります!!これからも頑張らせていただきます!! (1月8日 1時) (
レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
びぃ - コメント失礼します！もうなんか語彙力無さすぎて上手く言えないんですけど、すっごい楽しんで読んでます！！体調に気を付けてこれからも更新頑張って下さい！！ (1月4日 19時) (レス) id: 7f78475e3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - 猫まみれさん» なんとまぁ私の作品がドストライクしたなんて！これからも頑張りますね…！ (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - ｢｣さん» えぇ！1番最初もらっちゃったんですか！嬉しすぎる…(´>ω<｀) (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
｢｣ - コメント失礼します！ゲ謎きっかけでハマって一番最初に見た作品です！すごく好きでまさに求めていたお話に出会えて嬉しいです！更新ずっと楽しみにしてます！(^^) (12月29日 15時) (レス) id: ddf9be71ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめにゃんこ | 作成日時：2023年12月13日 12時
