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問い ページ40

-水木side-

ゲゲ郎がさくらを追って出てから30分が経とうとしていた

「大丈夫か…?」

少し心配だがまぁゲゲ郎がいるなら身の安全は確保できているだろう


「呪い…か」


さくらの腕についていた黒い手形、目にした時は思わず息を飲んだ

夢の話と照らし合わせるとお相手さんはどうしてもさくらを引きずり込みたいらしい


「でも、またなんで母親の姿で…」

思考をめぐらせていると玄関と扉が開く音がした


「おっ、おかえり落ち着いたか?」

『はい、もう大丈夫です!』


帰ってきたさくらはさっきよりどこか吹っ切れたような顔をしていて少し安心した


-さくらside-

少し落ち着き、さっきの自分の大胆さを振り返り恥ずかしさをこらえているとゲゲ郎さんが口を開いた

「ところで、さくらよ2、3聞きたいことがあるんじゃが良いか?」

『なんですか?』

そういえば聞きたいことがあるって言ってたな


「辛いことを思い出させるようで悪いが、なぜ母上が亡くなったのか聞いても良いかの?」

『はい…母は…』


━━━━━━━━━━━━━━━


『またお祓いに行くの?』

「ええ、ただ今回は少し厄介かもしれないのだからコレを」


そう言って母が差し出したのはいつも大事にしていたネックレスだった


『え、コレ大事なものでしょ?なんでまた…』

「これは貴方を悪いものから守ってくれる、ちゃんとつけておいてね」

『…なんで急にまるでお母さんがいなくなっちゃうみたいじゃん』


私のその言葉に否定も肯定もせず私の頭を撫でる母を見て少し怖くなった


『ねぇ、私も行きたi…「だめよ」』

「危ないから絶対にダメ」と真剣な瞳で言われてしまえば私はそれ以上何も言えなくて母を見送ることしか出来なかった


『お母さん!』

「ん?」

『私、お母さんの好きなもの作って待ってるからね』

だから無事に帰ってきて

「それは早く帰ってこなきゃね」


そう優しく笑う母とのこの会話が最期だった


母が出かけてから3日が経った遠くにお祓いに行く時は何日か留守にする日はあった

でも今回はなんだか胸がざわつき、不安で仕方ない

何度も携帯にかけたが出ないし、神社の方に電話をしても大丈夫となだめられるばかり


『だめだ、探しに行こう』


そう、家を出ようとした時家の電話が鳴り響いた
その内容は


''お母さんが遺体となって見つかった''


To Be Continued-…

不吉→←心



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ゆめにゃんこ(プロフ) - びぃさん» なんて嬉しいコメントッッ!!そう言っていただけるとモチベがめっちゃ上がります!!これからも頑張らせていただきます!! (1月8日 1時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
びぃ - コメント失礼します!もうなんか語彙力無さすぎて上手く言えないんですけど、すっごい楽しんで読んでます!!体調に気を付けてこれからも更新頑張って下さい!! (1月4日 19時) (レス) id: 7f78475e3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - 猫まみれさん» なんとまぁ私の作品がドストライクしたなんて!これからも頑張りますね…! (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - 「」さん» えぇ!1番最初もらっちゃったんですか!嬉しすぎる…(´>ω<`) (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
「」 - コメント失礼します!ゲ謎きっかけでハマって一番最初に見た作品です!すごく好きでまさに求めていたお話に出会えて嬉しいです!更新ずっと楽しみにしてます!(^^) (12月29日 15時) (レス) id: ddf9be71ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめにゃんこ | 作成日時:2023年12月13日 12時

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