傍に ページ26
-さくらside-
『はぁ……はぁ……』
バタンと家の扉を勢いよく閉め、廊下にへたり込む
『最低だ、なんであんなこと……でも……』
私はこの状況で素直にあの想いを受け取れるほど大人にはなれない
動く気力もなく廊下の壁にもたれ掛かる
『これからどうなるんだろう……』
もう水木さんの家に行くことは出来なくなるのかな……
あんなことを言った手前今まで通りには行かないもんね
鬼太郎くんにも
水木さんにも
ゲゲ郎さんにも
もう会えないのかな……
自分がまいた種なのに考えれば考えるほど涙がまた溢れる
私はゲゲ郎さんだけではなくいつの間にかみんなのことが大切でもう1つの家族だと思っていた
私はどうすればいいの……どうすれば
『もう、分かんないよ………………』
なんだか急に意識が遠のいてきた……
このまま消えちゃえれば楽なのに……
━━━━━━━━━━━━━━━
？「起きて、さくらちゃん起きて」
『……ん』
体を少し揺すられ目をゆっくりと開ける
誰……？
『あなたは……？』
目を開けた先にいたのはとても綺麗な女性だった
？「おはようさくらちゃん、会うのは初めましてね」
『……もしかして、岩子さん…？』
なんとなく、なんとなくだがそんな気がした
岩「あら、よく分かったわね」
そう言いニコニコと笑顔をうかべる岩子さんなんだか気まずくて目をそらす
『あの……ここは……？』
岩「あ、そう！急に呼び出してごめんなさいね、そうね簡単に言えば夢の中……と言ったところかしら」
『はぁ……夢ですか……』
じゃあ私は岩子さんの夢を見ている……ってこと？
でも呼び出したって……
岩「まぁ、細かいことはいいとして……あの、色々混乱させてあなたを苦しませる形になってしまったわ、ごめんなさいね」
『え……』
急に頭を下げられ混乱する
『あ、頭をあげてください！むしろ私の方が……』
そう、なんなら私の方が頭を下げるべきだと思う気が……
岩「優しいのね……、ねぇ？さくらちゃんはあの人のこと好き？？」
あの人とはゲゲ郎さんのことだろう
『……はい、とても…………』
なんだか奥さんの前でこんなことを言うのは気が引ける
こんな私とは反対に嬉しそうに優しい笑顔をうかべる岩子さん
岩「ねぇ、さくらちゃんお願いがあるの……あの人のそばにいてくれないかしら……？」
『え……？』
To Be Continued-……
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ゆめにゃんこ(プロフ) - びぃさん» なんて嬉しいコメントｯｯ!!そう言っていただけるとモチベがめっちゃ上がります!!これからも頑張らせていただきます!! (1月8日 1時) (
レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
びぃ - コメント失礼します！もうなんか語彙力無さすぎて上手く言えないんですけど、すっごい楽しんで読んでます！！体調に気を付けてこれからも更新頑張って下さい！！ (1月4日 19時) (レス) id: 7f78475e3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - 猫まみれさん» なんとまぁ私の作品がドストライクしたなんて！これからも頑張りますね…！ (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - ｢｣さん» えぇ！1番最初もらっちゃったんですか！嬉しすぎる…(´>ω<｀) (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
｢｣ - コメント失礼します！ゲ謎きっかけでハマって一番最初に見た作品です！すごく好きでまさに求めていたお話に出会えて嬉しいです！更新ずっと楽しみにしてます！(^^) (12月29日 15時) (レス) id: ddf9be71ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめにゃんこ | 作成日時：2023年12月13日 12時
