すれ違い ページ22
-ゲゲ郎side-
避けられている
明らかに避けられている
『あ…ゲゲ郎さんおはようございます……』
今も、いつもなら飛びついて好きだのなんだのと言ってくれるのだが最近だと目を逸らし足早に行ってしまう
こうなったのは昨日の朝からだ
-回想-
『……』
「さくら……？」
『ゲゲ郎さん……本当に離してください』
「……嫌じゃ」
『嫌じゃ、じゃないんですよ！！いいから離してください！』
「いーやーじゃー！！」
『こんの、寝ぼけるのもいい加減にしてくださいよ！！』
「寝ぼけとらんわ！！」
という感じのやり取りを繰り広げていると鬼太郎が起きてしまい離さざるおえなかった……という形で終わったのだが
『水木さーん、今日の朝ごはんはなんですか〜？』
水「とりあえず鮭と昨日のおかずの残りだな」
『おー、じゃあ私は味噌汁でも作りますか』
水「味噌汁ならもう作ったからよそってくれ」
『おっけーママ』
水「誰がママだよ」
水木にはいつも通りなんじゃが……
やっぱり昨日のことが気に触ったのだろうか
でも、そんな事でここまでなるだろうか……？
「さくらなにか手伝うことはあるかの？」
『え、あ、私がやるんで大丈夫です……鬼太郎くんのこと見ててあげてください……』
やっぱりこちらから話しかけてみても会話をさっさと終わらせ逃げるように行ってしまう
鬼「あっぷ、あぅ！」
『ママが作った味噌汁は美味しいねぇ、鬼太郎くん』
水「だから、誰がママだよ」
『あはは』なんて浮かべている笑顔を今はわしには向けてくれない
「のう、さくら…『あっ！そろそろ大学行きますね！い、行ってきます！！』」
ちゃんと話しかけようとおもい声をかけるとそれを遮るように行ってしまった
「……」
-水木side-
さくらちゃんが大学に行った途端に静まり返った部屋はなんとも言えない空気が漂っている
まぁ、原因は明らかだが
ゲ「……」
魂が抜けたように座っている男
「ゲゲ郎、お前さくらと何かあったのか？」
ゲ「……わからぬ、わからんよ水木ぃぃぃ！！」
急に飛びつきポロポロと涙を流すゲゲ郎
ゲ「いつまでも宙に浮いた状態にしていたわしに呆れてしまったのかのぅ…………」
こりゃあ、重症だな
「さくらに限ってんなこたぁねぇだろ」
そんな事ない……と思うがな……
To Be Continued-…
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ゆめにゃんこ(プロフ) - びぃさん» なんて嬉しいコメントｯｯ!!そう言っていただけるとモチベがめっちゃ上がります!!これからも頑張らせていただきます!! (1月8日 1時) (
レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
びぃ - コメント失礼します！もうなんか語彙力無さすぎて上手く言えないんですけど、すっごい楽しんで読んでます！！体調に気を付けてこれからも更新頑張って下さい！！ (1月4日 19時) (レス) id: 7f78475e3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - 猫まみれさん» なんとまぁ私の作品がドストライクしたなんて！これからも頑張りますね…！ (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - ｢｣さん» えぇ！1番最初もらっちゃったんですか！嬉しすぎる…(´>ω<｀) (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
｢｣ - コメント失礼します！ゲ謎きっかけでハマって一番最初に見た作品です！すごく好きでまさに求めていたお話に出会えて嬉しいです！更新ずっと楽しみにしてます！(^^) (12月29日 15時) (レス) id: ddf9be71ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめにゃんこ | 作成日時：2023年12月13日 12時
