一目惚れ ページ3
-さくらside-
目をつぶった瞬間後ろから別の声が聞こえ身体がふわっと浮いた
何かと思い目を開けると白髪の男の人に私を横抱きにされていた
ん？
『いや、高い高い！！』
ふと下を見ると地面からかなりの高さがあり私の目線には電柱の頭が見えるほど
｢随分騒がしいおなごじゃな｣
『だっt_ﾆｹﾞﾙﾅ!_｢お主しっかり掴まっておれよ｣』
そう言うと下の化け物の身体から伸びてきたたくさんの黒い手をかわし化け物めがけて突っ込んで行った
私は訳が分からず目をつぶりぎゅっと彼の着物にしがみついた
カランと音が聞こえたと思えばさっきの化け物の断末魔が聞こえてきた
『倒した……の？』
目をゆっくり開けるとさっきの化け物はおらず静かないつもの帰り道が続いていた
｢まぁ、成仏した……というほうが正しいかの｣
『そう、なんだ…』
｢…お主そろそろ降りてくれんか、もうあやつはおらんぞ｣
ぼーっとさっきまでの事を振り返っていたら頭上からそんな声が聞こえた
あ、私ずっとこのまんまで
ちょっと恥ずかしくなりすぐさま降りて頭を下げた
『助けて頂きありがとうございました！』
｢別に助けた訳では無い、いつもの散歩道でお主らが騒いでおったから静かにしたまでじゃ｣
随分素っ気ない返答だったが命を助けて貰ったことには変わらない、それに……
めちゃくちゃかっこいいんですけど、どうしよう
｢お主随分厄介事に巻き込まれやすい体質なんじゃな｣
顔が良い
｢まぁ気をつけることじゃな｣
心配もしてくれてる(違う)
｢おい、聞いとるのか？｣
声もいやもうなんか全部好き
『すき』
｢なんじゃ？？｣
『好きです！！付き合ってください！！』
｢…………はぁ？｣
『あっ……』
やばいやばいつい口からとび出てしまった…ほらポカンとしてるよそりゃそうだよ
うわ〜、絶対変な女だと思われてる…
いや、もうこうなりゃいくしかない
『好きでs_｢無理じゃ｣』
はい、秒で玉砕です
私の初恋はもう終わりました神様
……
…………
………………
いや、ここで諦めたら女が廃る!!!
『じゃあ、つまりはもっと仲良くなればいいってことですね？！』
｢何故そうなる…そもそもわしは人間が好きじゃないんでなというわけで無理じゃ｣
そう言うと私に背中を向けスタスタと歩いていってしまった
『あ、ちょっと名前だけでも教えてください！』
曲がり角を曲がるとそこに彼の姿はなかった
To Be Continued-…
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ゆめにゃんこ(プロフ) - びぃさん» なんて嬉しいコメントｯｯ!!そう言っていただけるとモチベがめっちゃ上がります!!これからも頑張らせていただきます!! (1月8日 1時) (
レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
びぃ - コメント失礼します！もうなんか語彙力無さすぎて上手く言えないんですけど、すっごい楽しんで読んでます！！体調に気を付けてこれからも更新頑張って下さい！！ (1月4日 19時) (レス) id: 7f78475e3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - 猫まみれさん» なんとまぁ私の作品がドストライクしたなんて！これからも頑張りますね…！ (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - ｢｣さん» えぇ！1番最初もらっちゃったんですか！嬉しすぎる…(´>ω<｀) (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
｢｣ - コメント失礼します！ゲ謎きっかけでハマって一番最初に見た作品です！すごく好きでまさに求めていたお話に出会えて嬉しいです！更新ずっと楽しみにしてます！(^^) (12月29日 15時) (レス) id: ddf9be71ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめにゃんこ | 作成日時：2023年12月13日 12時
