酒 ページ15
-さくらside-
｢水木ぃ〜鬼太郎を一緒に育ててくれてありがとうなぁ〜｣
水｢ったく、お前は本当に酒が入るといつもそうだな…｣
メソメソと泣きながら水木さんに抱きつくゲゲ郎さんとそれを面倒くさそうにする水木さん
まぁ、何故こうなったのか説明しよう
鍋を食べ終わり鬼太郎くんと一緒にお風呂に入り鬼太郎くんを寝かしつけたあと茶の間に戻るとコレだ
なにやら天狗の酒とやらをゲゲ郎さんが手に入れそれがなかなかの美酒らしく酒盛りが始まっていた
『ゲゲ郎さんはお酒が入ると泣き上戸になるんですねぇ〜』
水｢ああ、こうなると面倒なんだよなぁ｣
『ふぅん……』
そう言いながら満更でもない水木さんも結構酔いが回っているみたいだ
普通に嬉しいとこもあるんだろうけど…
水｢それにしてもさくらは全然顔色が変わんねーなぁ、遠慮してるのか？？｣
『いや、結構飲んでますよー私まぁまぁお酒強いんですよ』
ザルとまでは言わないが、親からの遺伝か結構強い方なのだ
水｢ほぉ〜、まぁ弱すぎると変な男に捕まるからな、気をつけろよー｣
『なるほど、じゃあ気をつけます』
そう言い、水木さんから距離をとった
水｢馬鹿野郎、20歳のガキに手ぇ出すほど落ちぶれちゃいねーよ！｣
『はぁー？！ガキじゃないですぅ！！立派なレディーですからね！』
水｢はははははっ、冗談きついぜ笑｣
なんて失礼な人だ覚えてろよぉ……
｢そうじゃぞぉ……さくらはこんなに可愛らしいんじゃ！立派なれでぃーじゃ！｣
『え』
水｢え｣
この男、随分深酒をしているようだ酒の勢いとはいえ何故こうも私に刺さるような言葉を言いやがって
水｢おーどうしたぁ？？顔が赤いぞ？？笑｣
煽るようにニヤニヤとしている水木さん、この男、さらに酒が回ってきているようだ
『この酔っぱらいが、煩いですよ……ちょ、え、なに』
水木さんをジト目で睨んでいるとフワッと体を包まれた
｢んん〜…さくら、お主は小さくて暖かくて子犬みたいじゃな……｣
そう言いながら私の頬をつついたり髪の毛をわしゃわしゃしたりで本当に子犬を触っているようだった
『ちょっとゲゲ郎さん、酔いすぎですよてか私は犬じゃないですやめてください』
くそ人が諦めようかどうか悩んでいたのにそれが吹き飛ぶくらいの衝撃を与えてくるこの男
これが罪な男ってやつか……
『ちょっと水木さん助け……いや寝てるし…』
誰かどうにかして…
To Be Continued-……
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ゆめにゃんこ(プロフ) - びぃさん» なんて嬉しいコメントｯｯ!!そう言っていただけるとモチベがめっちゃ上がります!!これからも頑張らせていただきます!! (1月8日 1時) (
レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
びぃ - コメント失礼します！もうなんか語彙力無さすぎて上手く言えないんですけど、すっごい楽しんで読んでます！！体調に気を付けてこれからも更新頑張って下さい！！ (1月4日 19時) (レス) id: 7f78475e3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - 猫まみれさん» なんとまぁ私の作品がドストライクしたなんて！これからも頑張りますね…！ (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - ｢｣さん» えぇ！1番最初もらっちゃったんですか！嬉しすぎる…(´>ω<｀) (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
｢｣ - コメント失礼します！ゲ謎きっかけでハマって一番最初に見た作品です！すごく好きでまさに求めていたお話に出会えて嬉しいです！更新ずっと楽しみにしてます！(^^) (12月29日 15時) (レス) id: ddf9be71ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめにゃんこ | 作成日時：2023年12月13日 12時
