動揺 ページ12
-さくらside-
『はぁ……はぁ……』
勢いよく家のドアを閉め床にへたり込む
『なに、今の…』
今までお主だのおなごだの呼ばれていたから急な名前呼びに動揺してしまった
我ながらちょろすぎてなんだか泣けてくる
でも、好きな人と手を握れたと思えば名前まで……私的には嬉しくて仕方がなかったのだ
しかもその後あんなに熱っぽい目でもう一度呼ばれてしまったら頭が真っ白になっても仕方がないだろう
『あ、買い物袋置いてきちゃったな……』
そんなことはどうでもいい、いや良くはないけど多分ゲゲ郎さんが運んでくれる……はず
とにかく！これからみんなで楽しい鍋パーティー！のはずなのにこれじゃあそれどころじゃない……
でも鍋食べたい……ゲゲ郎さんがふーふーしてる姿とかみたい()
『シャキッとしろ私！さっきのことは大切に心にしまって顔に出すな！！』
よし、行くか！と意気込んで大事なきりたんぽが入ってる袋を握りしめ水木さん宅へと歩みを進めた
-水木side-
ゲ｢帰ったぞ水木、鬼太郎｣
鬼｢あぷー｣
｢おーおかえり、遅かったじゃねぇか｣
ふらっと帰ってきたゲゲ郎にそう言うと心ここに在らずな様子で｢まぁな｣なんて言葉を返された
なんだ？何かあったのか？？
｢そういえばさくら、遅いな連絡してみるか｣
ゲ｢あやつなら鍋の材料を取りに家に行ったぞ、そろそろこっちにくるじゃろう｣
なんだ？さくらと途中であったのか？
……そういえばこいつ両手にスーパーの袋をもってるな
｢まさか、ゲゲ郎さくらを迎えに行ってたのか？｣
ゲゲ郎は基本人間が嫌いだ最初はさくらにもいい顔はしなかったがこの1ヶ月で多少は気を許し始めたかと思っていたが……
｢俺が思っていたよりも随分仲良くなっていたんだなぁ？｣
ゲ｢……｣
俺は少し笑いながら鬼太郎を抱き上げるとピタッとゲゲ郎が歩みを止め俺の方にギョロリと目を向けてきた
｢なんだよ…怒ってんのか？それともさくらと何かあったのか？笑｣
ゲ｢水木…もしかしたらもしかするのかもしれん……｣
すとんと腰を下ろしそれだけ言うと鬼太郎を俺から奪いぎゅっと抱きしめていた
まじかよ、冗談で言ったつもりだったが……
｢お前まさか、さくらに惚れてんのか？｣
To Be Continued-…
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ゆめにゃんこ(プロフ) - びぃさん» なんて嬉しいコメントｯｯ!!そう言っていただけるとモチベがめっちゃ上がります!!これからも頑張らせていただきます!! (1月8日 1時) (
レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
びぃ - コメント失礼します！もうなんか語彙力無さすぎて上手く言えないんですけど、すっごい楽しんで読んでます！！体調に気を付けてこれからも更新頑張って下さい！！ (1月4日 19時) (レス) id: 7f78475e3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - 猫まみれさん» なんとまぁ私の作品がドストライクしたなんて！これからも頑張りますね…！ (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - ｢｣さん» えぇ！1番最初もらっちゃったんですか！嬉しすぎる…(´>ω<｀) (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
｢｣ - コメント失礼します！ゲ謎きっかけでハマって一番最初に見た作品です！すごく好きでまさに求めていたお話に出会えて嬉しいです！更新ずっと楽しみにしてます！(^^) (12月29日 15時) (レス) id: ddf9be71ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめにゃんこ | 作成日時：2023年12月13日 12時
