【Fischer's】七色の色 (ページ9)

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モ｢本編へ、とは?｣

手のひらで風を起こしながら、網から出てきたみんなはカメラを持つ私の前に立つ。

ン｢実は今回、僕が持ってきた企画なんですけれども。

ここのアスレチック場では、自分の運動神経又は限界が分かるところがあるんです!｣

シ｢は!?聞いてねーぞw!!!!!｣

ンダホの言葉に、笑顔で嬉しそうに反応したシルク。

...本当に、体を動かすこと好きなんだなあ。

ン｢まぁ、いつものシルクくん、マサイくん、モトキくん、僕のメンバーでね。そこへ行ってみようと思います!!!｣

そう叫んだンダホの後を歩いて、数秒。

100m走、鉄棒、跳び箱、握力計...

その他にも沢山、ありとあらゆる体育会系の物が置かれたその場所。

マ｢体力テストって訳か。｣

ン｢そうでございます!｣

"テスト"。その言葉を聞いて、一気に燃えてきたンダホ以外の3人。

シルクはもう、準備体操を終わらせてやる気満々。

ン｢A、カメラよろしくね。｣

そんなやる気に満ち溢れたシルクを撮っていた私に、ンダホは小さく呟く。

｢はい。｣

私はそれに勿論返事をして、撮影だけに集中する。

マ｢__うわwwwシルクはえぇww｣

真剣な表情を浮かべて、周りの言葉を失わせる程の成績を出していくシルク。

それに負けずとやっていく3人。

そんな時、私達の耳にはアナウンスの声が届く。

アナウンス｢間もなく、1階体育館でリレーを開催します。

5人チームの出場となりますので、ご参加されますお客様は予めチームを組んで参加するようよろしくお願い致します。｣

それを聞いた4人は、白熱していた体力テストを一瞬にして辞めて再び私の前に立つ。

シ｢A、出るぞ!!!!!｣

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きゅ...ｸﾞﾊｯ

え、もうびっくりしすぎて大変な事に...。
90人!?本当に、本当にありがとうございます!!!!!!!!