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五話 家系 ページ6
私、もう10歳ですが…
仕事とか手伝わなくていいのかな
忍たまとかだときり丸の歳でもアルバイトしてたような…
…そういえば、父上はなんの仕事をしているんだ?
農家って訳でも無さそうだし…
そこらの家よりは立派な気がする
お金持ちだったらするのかな?
母「お父さん、Aに…」
父「ああ、そうだな」
え、なに
なにを話されるの
父「A、本や噂なんかで聞いたことがあるだろう
『忍者』というものを」
あ、そういうことですか
だから昼間に寝てることも多かったのか
あ「はい、知っています …もしかして父上は忍者なんですか?」
父「ああ、そうだ 家は代々忍の家系だ
お前か弟にも継いでほしい
だが、弟はまだ八つだ
将来を今決めるのは、早いかもしれない
だから、お前には弟が九つになるまで待っていてほしい」
あ「…はい、わかりました」
父「ありがとう、お前も考えておいてくれ」
あ(忍者、か 出来る自信ないな)
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作者名:教六 | 作成日時:2020年7月6日 21時