二十話 久しぶり ページ21
あ「おばちゃんの料理すごく美味しかった」
滝「そうだろう、皆おばちゃんの料理が大好きなんだ
そうだ、このまま学園内を案内しよう」
あ「ありがとう、滝夜叉丸」
滝「……でそこの部屋は図書室」
あ「うん… …あ」
滝「どうした? …ああ、あの二人は
不破雷蔵先輩と鉢屋三郎先輩だ
双子に見えるが、鉢屋先輩が不破先輩に変装しているんだ」
あ「三郎…」
三郎と雷蔵がこちらへ向かってきた
図書室に入るのだろう
滝「A、少し避けた方がいいぞ」
ぼーっとしていた
ここにいたら邪魔だよね
あ「あ、うん じゃあ他の所に行こう」
滝「ああ、こっちだ」
歩き出そうとしたとき
「久しぶり」
あ「……え」
振り返ると
鉢「久しぶりに乱太郎達をからかいにでも行くか」
雷「久しぶりって言ったって…ちょっと前にも行ってたじゃないか」
…私のことなわけないか
もう三年前のことだもん
知らない人のこと、覚えてるわけないか
滝「A、どうした?行くぞ」
あ「ごめん、今行く」
雷「…さっきの子、知り合いなの?」
鉢「いや、別に」
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作者名:教六 | 作成日時:2020年7月6日 21時