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十五話 悩むため ページ16

学「…お主は今、何をしたいのか
分からないのだな?
そして、時間もないと」

あ「はい、このまま悩んでいても
時間がただ過ぎて行き
遺産を無駄にしてしまうだけ…」

学「ならば、忍術学園に来ないか?」

あ「忍術学園に?」

学「そうじゃ お主は今十一歳じゃろう?
忍たまだと二年生じゃ
家の片付けなんかが手間取っても
せいぜい四年生くらいには編入できるじゃろう
十三歳になっても悩んでいるなら
六年生まで忍術を習いながら
思う存分悩めばいいじゃろう」

あ「いいのですか?」

学「そんな理由で、なんてことはない
忍術学園には、いろんな理由で人が来る
その中に『悩むため』という理由があっても
何も問題はない」


忍術学園
ずっと憧れていた所
行ってもいいのかな

私も行っていいのかな


学園長は微笑んだ


学「お主はどうしたい?」

あ「…行きたいです



…忍術学園で悩ませてください」

十六話 忍たま.くノ一→←十四話 時間



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作者名:教六 | 作成日時:2020年7月6日 21時

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