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一話 始まり ページ2

貧乏でも裕福でもなく
平凡な一般家庭に生まれたと思う


おもちゃだって人並みに買ってもらったし
洋服や食べ物なんかもみんなと同じようなもの


成績もそこそこ良かったけど

良い友達には恵まれなかった


何故か会話が続かないし
話しかけても素っ気なくて

それどころか、いつのまにかいじめられていた



でも、当然我慢なんて出来なくて

私はある日泣きながら親に話した




嗚咽の混じった歪んだ声を父も母もしっかり聞いてくれた
すぐに学校へ話をしにいった


私をいじめた子と話をした
そこで何故いじめたのか聞かれた時に その子は



「楽しかったからやった」

と答えた



『絶望』って文字がピッタリだった

それから数日間は学校へ行っていたが

小学三年生の秋に
不登校になってしまった

二話 信じられない→←設定



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作者名:教六 | 作成日時:2020年7月6日 21時

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