五十四話 作戦 ページ13
鉢「お〜い、A」
三郎が声をかけてきた
後ろには勘ちゃんと久々知もいる
あ「！…こんにちは」
鉢「…私が声をかけると
お前はいつもびびるな」
そりゃあ、好きな人が声かけてきたら
びびりますよ
鉢「ま、取り敢えず
兵助の自己紹介か」
久「あ、そうだね
委員会の見学の時に会ったけど
久々知 兵助です、よろしくね」
あ「A Aです」
鉢「じゃ、単刀直入に聞くが
お前、隠れ鬼の時に
誰かと逃げる気はないか？」
あ「手を組むということですか？」
鉢「そうだな
…それに、この隠鬼
何かあると思わないか？」
あ「それは、私も思います」
鉢「なら、味方は増やした方がいい
どうだ？」
あ「…私でいいんですか？」
鉢「友達、なんじゃないのか？
嫌な奴を誘うと思うか？」
あ「…そうですね
友達の誘いなら断れません」
鉢「お前が物分かりがいい奴でよかったよ」
久「というかA
隠れ鬼の役割表、見たのか？」
あ「見てないです
でも、手を組むということは
先輩達と同じ役ですよね」
鉢「そうだ
因みに私達は子の役だ
捕まりそうになったら
一人、おとりを出して
長く生き残る作戦でいこうと思う」
あ「なるほど
分かりました
ついていけるように鍛えておきます」
尾「真面目だな
…あ、俺のこと知ってる？」
あ「聞いてませんが知ってます
尾浜勘右衛門先輩ですよね」
尾「…なんで知ってるのか気になるけど
知ってるならいいよ、よろしく」
久「そうだ、A
豆腐好き？」
あ、三郎と勘ちゃんが呆れてる
あ「普通です
…久々知先輩はお豆腐を作ってるんですよね
久々知先輩が作ったお豆腐は食べてみたいです」
アニメで見た久々知のお豆腐
美味しいらしいし
一度は食べてみたかったんだよね
久「そうか！なら今度作るよ！」
あ「楽しみにしておきます」
勘ちゃん達とも仲良く出来そうでよかった
尾「…なに子供っぽい嫉妬してんだよ」
鉢「…なんのことだ」
尾「あんなにどろどろした眼をしてたら
流石にわかるって」
鉢「……」
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妖福(プロフ) - なななさん» コメントありがとうございます！ドキドキ…そんな風に言ってもらえるなんてすごく嬉しいです！！更新頑張ります！！！ (2020年9月10日 19時) (
レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
ななな(プロフ) - 初めまして。三郎が大好きでこちらの作品を拝見させていただき、とても素敵な三郎に会えて嬉しいです。夜中に一気に読んでしまいました。三郎の一言一言に自分もドキドキしました。こらからも頑張って下さい(^^) (2020年9月10日 5時) (レス) id: c0f8350906 (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - ちびきゅうさん» コメントありがとうございます！好きが強くなってくれてる…とても嬉しいです！更新頑張りますね！！ (2020年9月9日 19時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
ちびきゅう(プロフ) - とてもおもしろかったです！もともと三郎が大好きなのですがこの作品を読んでさらに大好きになりました！！更新頑張ってください(*´∇`*) (2020年9月9日 5時) (レス) id: d482c4bf0c (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - 音かなでさん» わわっ！コメントありがとうございます！！楽しんでくれて嬉しいです！更新頑張ります！！ (2020年8月10日 16時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：教六 | 作成日時：2020年7月22日 18時
