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十二家の会議 壱 ページ36

「お、おはようございます・・・」

私達は間一髪会議に間に合った。でもまぁ、ろくろ

さん達が来るのはもう少し後だけど。

「鸕宮家が遅刻寸前っていうのは珍しいね〜いつも

は茜ちゃんがちゃんと管理してるのに〜?」

「スミマセン。寝坊しました・・・」

「天馬も茜ちゃんに起こされてるばかりじゃダメだ

よ?」

「今日は寝坊だ」

私も天馬も寝坊したうえに、お手伝いさん達は今日

は休み。タイミングが悪い!!!ていうか、なんで

有馬様は笑ってるの!

「さ〜て!みなさん揃ったから話を始めよう!今回

の会議では、双星の陰陽師がどの家の傘下に入るか

ということを決めます。その際に、双星の陰陽師で

ある化野紅緒君も同じように傘下へ入ってもらう事

になります」

この時、だいたいの家の人達は顔をしかめていた。

紅緒さんを入れることに快く思っていないのだろ

う。そして、私は少し疑問に思った。

「あの」

私はそっと手を挙げた。

「ん?どうかした?」

「双星の陰陽師の護衛は鸕宮家と斑鳩家に任せられ

ています。もし他の家に双星が行った場合、私達は

双星の護衛を続けるのですか?」

私達だって忙しい。ミッションやら島の管理やら、

仕事がぎゅうぎゅう詰になっている。それで双星の

護衛となれば、体がいくつあっても足りない。

「よくぞ聞いてくれた!!実はね〜その事について

は後で話そうと思ってたんだ〜だから、後で私の

執務室まで来てくれないか?」

有馬様はニコニコしながら言った。

「は、はい」

私が返事をすると、有馬様は話しを進めた。

「実は彼らの呪護者には、強大な力をもった陰陽師

がついているようなのです。彼らを引き取った家

は、護衛は勿論、双星の陰陽師の監視や、二人の

呪護者の調査もお願いします」

「有馬様、家を決めるのはどうやるのですか?」

「勿論、彼らに決めてもらいます!」

その言葉を聞くなり、周りはざわめいた。

「繭良君は天若家に入ってもらうけど、二人に関し

ては、彼らの希望を通してあげようと思いまして」

すると、有馬様のところに誰かがやって来て何かを

話している。

「さ〜て!いよいよ双星の陰陽師と天若繭良君の登

場だよ!!」

有馬様の声と共にドアが開き、中から二人が現れ

た・・・

十二家の会議 弐→←彼の初めての・・・



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レモン - このお話はもう、終わってしまったんですか?楽しみにしてたので残念です。 (2018年2月4日 16時) (レス) id: 5aac9fd1e3 (このIDを非表示/違反報告)
猫ポン - 夜世井さん» コメントありがとうございます! (2017年5月29日 19時) (レス) id: 1ddc5b18ff (このIDを非表示/違反報告)
夜世井 - アイツて誰?!更新楽しみにしてますね! (2017年5月28日 13時) (レス) id: 7ab112d914 (このIDを非表示/違反報告)
猫ポン - 美姫♪さんりんりんさんもありがとうございます! (2017年5月16日 20時) (レス) id: 1ddc5b18ff (このIDを非表示/違反報告)
猫ポン - つーちゃんさん» いえいえ、いつもありがとうございます! (2017年5月16日 20時) (レス) id: 1ddc5b18ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫ポン | 作成日時:2017年5月5日 16時

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