背中…。(終) ページ14
〜〜〜♪
「んん……」
わたしを抱き締めて眠るドンヘの腕の中…アラームで目を覚ます…。
ぁ…起こさないと……。
「ドンヘー…」
自分の瞼も開ききらないまま…ドンヘを呼ぶ…。
起きないし、返事がないのはいつものこと…。
「ドンヘー…」
起きなきゃ…起きなきゃ…(汗)と暗示をかけて自分の目を覚ます。
ドンヘの腕から抜け出して、ドンヘをゆさゆさ揺さぶる…。
「ドンヘドンヘ(汗)飛行機…遅れちゃう…」
DH「んん……」
眉間に皺を寄せて、寝ぼけながら横で座ってるわたしのお腹に腕を回し
顔を埋めてくる…。
「起きてーーー(汗)」
DH「んー…起きてる…」
「起きてないしー(汗)早く!ドンヘ!!」
ドンヘの背中を少し強く叩いて起こしたら、やっと目を覚ました。
「空港までは??自分で??(汗)」
ソファに座り水を飲みながら今にも寝そうなドンヘに話しかける。
DH「うん」
「車で行くの??(汗)」
DH「うん。…ぇ??」
「…空港には、どうやって行くの??(汗)」
DH「…ぁあ…マネージャーが…」
「送ってくれるの??」
DH「ん。今から一回宿舎に戻って…そこから…」
「ん。じゃあ、宿舎まで気をつけて運転してね??(汗)」
DH「ん。」
朝のドンヘはいつもに増してボケボケしてしまうから、
朝のわたしはドンヘのオンマのようになる。
「気をつけて??宿舎ついたらちゃんと連絡して??わかった??(汗)」
DH「わかった^^」
玄関でドンヘを送り出す…。
「無理させちゃって…ごめん…。」
ドンヘの頬の吹き出物に触れて謝る…。
DH「^^」
その手に自分の手を重ねて、ただ、首を横に振った。
「…ぁりがとう…」
DH「^^」
そのまま…ドンヘの顔が近づいたから目を閉じた…。
DH「また…連絡するね…^^」
「ぅん…^^」
DH「^^」
名残惜しくても、時間はとっても意地悪でドンヘはまた…
遠い海の向こうへと連れ去られてしまった…。
落ち着いても、また寂しいし、
何度やっても、やっぱりドンヘの背中を見送るのは嫌い…。
でも、見送ったらまた、いつものニッコニコの笑顔で帰ってくるから…。
だから、もう大丈夫…^^
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さくらこ(プロフ) - 梨子さんの書くドンへが大好きです!続編も、ずっと待ってました。素敵なドンへをありがとうございます! (2013年3月23日 8時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅちん(プロフ) - ありがとうございます!梨子さんのドンへさんにすぅっごく会いたかったです(>_<)w本当に大好きです! (2013年3月22日 1時) (レス) id: af509d988c (このIDを非表示/違反報告)
あゆいな(プロフ) - も~(笑)好きになっちゃう…どんちゃん(笑)私にはトゥギがいるのに。 (2013年3月22日 0時) (レス) id: eace338d46 (このIDを非表示/違反報告)
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