first love...*Donghae...2

おはよう。 ページ21

背中に感じる体温…。

それが暑過ぎて、アラームが鳴るよりも先に目が覚めた…。

横を向いて丸くなって眠るわたしを、後ろから
腰に腕を回してギュってして眠るドンヘ…。

ドンヘの腕の中でくるりと向きを変える…。

すやすや眠るドンヘの寝顔…。

「………＾＾」

昨日の夜とはまったく別人に見える…。

前髪を軽く梳いても、頬をそーっと撫でててもピクリともしない。

唇をプニって摘んだら…

DH「…ん…」

眉間に皺を寄せた…。

「……(汗)ごめん…(笑)」

一人ポツリと呟き、少しだけドンヘを観察した後、
起こさないようにドンヘの腕から抜け出した。

バスルームの洗面台に映る自分の顔が、
少しだけ…「女」に見えて、朝から一人で照れてしまった…。

久しぶり…だから…？

昨日のドンヘの感覚が、少し甘い痛みとなって残ってる…。

シャワーから戻っても、ドンヘはさっきと同じ形のままだった。

起きないってわかると、少しづつ大胆になるわたしの行動。

朝のニュースを見ながらメイクをして、ドライヤーで髪を乾かし、
眠るドンヘの横で着替える…。

いつ…どれくらいのタイミングで起こせばいいんだろう…？
って考えながら準備をしている間に、すっかり準備万端になったわたし…。

ドンヘが眠るベッドに腰掛けてみる…。

「……ドンヘー…」

遠慮がちに小さな声で呼んでみる。

DH「………」

「ドンヘー…」

DH「………」

「ドンヘー…」

徐々に大きくなる声と、ドンヘの骨盤の辺りに触れてユサユサする…。

DH「…ん……」

「起きてー」

DH「ん…」

返事をしながら、ドンヘの右手が横で眠っているつもりもわたしを探している…。

「……(笑)」

DH「……？」

やっと…重たそうな瞼が少し開いた…。

「起きた？？＾＾(笑)」

ドンヘの顔を覗き込む…。

DH「…ん…。ぁれ…？」

寝起きのドンヘの声は、いつもよりもより低く掠れる…。

「ぉはよー…＾＾」

DH「ん…ぉはよ…＾＾」

目は閉じたまま…。

口だけがにっこりした顔で、わたしを引き寄せようと首に手が伸びた。

引き寄せられながら…

「もうすぐ出なきゃ(汗)」

髪がボサボサになるのもイヤで少し躊躇う…。

DH「…今…何時…？」

「７時ー…半すぎ？」

DH「何時に出る…？」

目を瞑ったままの会話…。

「んー…５０分には出たい…」

DH「………ん……」

「………」

少しの沈黙の後、「よし！」って大きな声を出しながらやっと体を起こしたドンヘ…。

イライラ…。→←それとこれとは。

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