first love...*Donghae...2

失敗…。 ページ13

ソファから少しはみ出すドンへの脚…。

「…え…？(汗)」

まさか…？
と思って近寄る。

「………。」

横になってるし、
戻ったわたしの方も見ないから、まさか…
とは思ったけど…。

目の前に、すやすやと寝息を立てて眠るドンへ…。

「…ドンへ…？」

小さな声で呼んでも反応しない。

「ドンヘー」

頬をツンツンしてみても、ピクリとも動かない…。

「…(笑)」

嘘でしょー？(笑)って思う気持ちと、
少しホッとする正直な気持ち…。

でもやっぱり…残念…。

毛布を取りに寝室に行く。

起こさないように、そーっとドンヘに掛ける。

隣に座って、可愛いドンヘの寝顔を観察する…。

髪に触れても、

鼻に触れても、

頬を軽くつまんでも…

起きない…。

「…つまんない…」

起きちゃえよ！って思って、
開いてる口を塞いでみても…。

「っ!!(汗)」

顔を背けただけで、結局深い眠りについたまま…。

寝辛そうな体勢だけど、起こすのも可哀想で
テレビを消して、リビングの灯りを消して…

「おやすみー…」

と、小さな声で言った後…

ドンへの瞼にキスをして寝室へ…。

なんだろう…？

同じ空間で恋人同士が眠ってるのにこのドキドキ感の無さと、近くて遠い体の距離…。

シャワー浴びたのが失敗だったかなぁ…。

さっきまでのドキドキが嘘みたい…。

悶々とした夜、知らないうちにわたしも夢の中へと旅立っていた。

夜中、一度目を覚ましたけど、ドンヘは変わらずソファの上…。

静まり返った部屋で、愛しい人の寝息を子守歌にまた目を閉じた…。

〜♪

朝のアラーム…。

「………」

〜♪

「…っ！！」

ドンヘが起きちゃう！

慌てて起き上がろうとした時、身動きが取れないことに気がつく…。

「………(汗)」

い…

いつの間に……(汗)

部屋に鳴り響くアラーム…。

わたしを大事そうに抱えて眠るドンヘ。

「………(汗)」

昨日の夜中は確かにソファに居たのに…(汗)

ドンへの腕の中…
向かい合うような体勢の二人…。

腕枕をされても起きなかったの…？
わたし…(泣)。

ドンヘと同じ…(泣)。

布団の中から、そーっと手を取り出して
ドンヘの顔に触れてみる…。

DH「んん…」

眉間に皺を寄せた後…
ゆっくりと目を開けて目を覚ました…。

「……(汗)」

DH「……」

「…ぉ…はよ…(汗)」

DH「…ん…＾＾ぉはょ…＾＾」

フニャっと笑った後、
わたしの額にチュってして、
腕の中にいるわたしをむぎゅっと抱きしめた…。

時間が…。→←その前に…。

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