帰宅。 ページ6
普段なら車で20分もかからない距離を、
渋滞のせいでいつもの倍の時間をかけて家に到着した。
22時まで…あと2時間と少し…。
車を降りる時に、サラッと離れた手…。
玄関のドアを開けて、ドンヘを部屋へとお招きする。
リビングで二人で上着を脱ぐ…。
クローゼットからハンガーを手に戻る。
「上着…^^」
DH「ぁ…コマウォ…^^」
「^^」
ドンヘの上着をハンガーに掛ける…。
「さて…急がなきゃ(汗)」
立ったままのわたしとドンヘ。
「適当に座ってて??^^」
リビングにドンヘを残して、キッチンへ。
エプロンを付けながら冷蔵庫の中を物色する…。
何にもなくはない…けど、ちゃちゃちゃーっと出来るものにしなきゃ…(汗)
食べる時間がなくなっちゃう…(汗)
冷蔵庫からあれこれ取り出して、立ち上がった時…
「わぁっ(汗)」
側に立っていたドンヘに驚いた。
DH「ぁ、ごめん(笑)」
「…??」
DH「ぁ…なんか…手伝うよ…^^」
「…ううん(汗)いーよー(汗)ちゃちゃーってやっちゃうから!」
DH「…でも…」
「あっちで座ってて??^^ちょっとでもゆっくりして…?^^」
DH「べつにいい…(笑)Aだって仕事から帰ったばっかじゃん」
「わたしはもう終わったもん(笑)ドンヘが帰ったら寝れるし(笑)」
DH「これ…切る…?^^」
袖を捲くって、まな板の近くに並べられた食材に手を伸ばす。
DH「包丁…」
「ダメっ!(汗)わたしがやるから!!」
DH「なんで〜〜(笑)」
「いつも…ごちそうになってばっかだし…」
DH「そんなの」
「今、急いでるし!!」
DH「(笑)」
「ドンヘがやってたら食べるの朝になっちゃう^^」
DH「ヤー!(笑)」
「大体ドンヘ…包丁…使えるの…?^^(笑)」
DH「はっ(笑)当たり前じゃん?!(笑)包丁くらい使えるし!!(笑)」
「とにかく!ドンヘは何もしなくていい!(笑)あっちで待ってて!(笑)」
そう言って、急ぎながら料理を始めても
結局ドンヘは戻らずに、いそいそと動くわたしをそばでずっと見てた。
二人で出来上がった料理と食器をテーブルに運ぶ。
「よしっ!何とか…食べる時間あるよね??(汗)」
DH「すごい!美味そう!!^^(笑)」
「全然大したのじゃないけど…(汗)今度はお買い物行って、
しっかり準備するね…^^(笑)」
DH「なんで!?充分だよ^^♪」
「…^^食べよ^^」
食べながら、何度も何度も「美味しい」「最高!」と
大絶賛してくれるドンヘ…。
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miwasan(プロフ) - お疲れさまでした(´ω`)シリーズ更新のたびにドキドキさせてもらってました。完結寂しいけど、きっとまた何度も読み返してると思います(*^^*)ヒョクペンより♪梨子さんサランヘ~ (2013年2月9日 16時) (レス) id: 980b21fd72 (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - 梨子さん今回も素敵なお話しありがとうございました。firstloveシリーズ大大大好きです!何度読み返した事か…また梨子さんの作品を楽しみに待ってますね★ (2013年2月9日 15時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
はなはな(プロフ) - お疲れ様でした♪私もドンへはあまーいイメージです(^o^)vなんだかヒョッくんを読みたくなったので行ってきます!! (2013年2月9日 14時) (レス) id: f002f3f7d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのの(プロフ) - 梨子さん、お疲れさまでした〜!どのお話も、ホント素敵でしたぁ(o>ω<o)次もありますよね!?待ってま〜す☆ (2013年2月9日 14時) (携帯から) (レス) id: cd581b3802 (このIDを非表示/違反報告)
Maxy(プロフ) - first love感動しました(*´Д`*) 番外編や、他のメンバーのヤツもみたいです(≧▽≦) (2013年2月9日 2時) (レス) id: 1b22a8b758 (このIDを非表示/違反報告)
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