しっくす ページ6
日「どーしたの?顔真っ赤だよ?」
あなたのせいでしょ!
『な、なんでもないです!!』////
日「ははっ笑可愛いね」
か、可愛い?????
『お世辞はやめてください!』////
日「俺女の子には本当のことしか言わないんだけどな…」
またそんな顔して…
どれだけ私の心を揺さぶれば気が済むの…?
日「ね、名前聞いていい?」
『え、あ、AAです。』
日「Aちゃんね!じゃ、早速行こっか。あ、このキャップオソロで買ったらカップルっぽい?」
か、か、か、か、カップル!?!?!?!?
『だ、大丈夫ですか?』
日「え?何が?」
『私なんかとお揃いで…』
日「Aちゃんは謙虚だね。俺はすんごく嬉しいよ。」
なんで…なんで私とオソロだと嬉しいの?
期待しちゃうじゃん…
日「カップルに見えた方が不自然じゃなくていいんじゃない?」
あ、そーゆーことか…期待して損しちゃった…
そりゃ所詮アーティストとファン。それ以上でも、それ以下でもない。今この状況がちょっとおかしいだけ…でも…それでも…いいよね…?期待しても…楽しんでも…今だけなら…今だけだから…
『わ、私もオソロがいい、です…』
日「じゃ、決まり!」
そー言って日高さんはレジへ向かった。
その後について行く私。
店員「お会計7240円になります。」
日「カードで。」
『あっ、私払います!』
日「いーよ。女の子にお金出させたら男としてかっこ悪いでしょ?」
『でも…自分のなのに…悪いです…』
日「いーの!俺が払いたいだけだから。」
また…
その大きくて透き通った目で見つめられたら何も言えなくなっちゃうよ…
18人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月2日 23時) (レス) id: 4cf566c656 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Naki | 作成日時:2019年4月2日 23時