愛の意味は君に見つける。*短編* (ページ4)

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ふぉー(side mitsuhiro) ページ4

なぁ、こんなのってあるのか？
この俺に？
まさかとは思ったが、
彼女を見つけた瞬間
何故か心がキツく締め付けられんだ。
俺は多分初めて"一目惚れ"をした＿＿。
照れながら俯く彼女は
そっと俺に向かって喋り出した。

『今日のリリイベ、とっても良かったです。あの曲私自身に語りかけられてるようで、気づいたら泣いてました…』

そうか、俺の作った音楽が彼女の心に響いたんだ。やばい。嬉しすぎる…

日「ありがとね。その涙も愛せるように俺は音楽をし続けるよ。」

俺、ガチで惚れたんだな。
彼女を意地でも手に入れてみせる。
そう決心した。
その時。
彼女のスマホが鳴った。

『す、すいません。……もしもし？うん、あのn…え！？………えっ、ち、違うんだっt……だから！……待って待って待って！……って…切られた……』

何かあったのか？

日「どーしたの？」

『いや、その…友達の予定が早まって…先に帰っちゃって…』

あー、そーゆーことか笑
困ってオドオドしている姿までもがどストライク…
重症だな…俺。