いとこと、同居生活することになりました！【青】

再会 ページ5

ママとパパと別れた後、私はころちゃんの家に向かった。
住所や行き方がメモされた紙を見ながら、私は辿っていく。


「ここ、か」


この家の中に、ころちゃんがいるんだよね。
……今のころちゃん。
どうなんだろ。
イケメンに成長しているのかな？


ピンポーン。
チャイムを鳴らすと、


こ「A！」


と、声がした。
声を出したのは、ドアの向こうにいた、お人形さんみたいに可愛らしい男の子。
でも、身長は私よりちょっと高い。


「ころちゃん！」


この人が、今のころちゃん。
可愛いのは変わってないけれど、やっぱ身長は少し高くなっている。

まあ、男の人にしてちょっとちっちゃめだけど、まず私がチビっていうのもあるし……。


こ「久しぶりだなぁ……ん？ ちょっと太った？ ってか、相変わらずちっさくね？」


「なっ……！」


ぶるぶるぶる……。


「うるさぁーい！」


こ「って、近所迷惑になっちゃうじゃん！ 僕が苦情受けることになるよ！」


「実際、ころちゃんのせいですー」


久しぶりの再会で、これですか……。

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