いとこと、同居生活することになりました！【青】

夜 ページ22

ころママが帰り、夜になった。
ころちゃんは体調を良くしないとと私が言ったので、もう先に寝ている。

私はすでにお風呂からもう上がっていて、今はころちゃんからもらった、ヘアバンドで髪を上げながらテレビを見ている。


「あー、このドラマ、映画化するんだ。見に行こうかなぁ」


そう言っていると、いきなり電話が鳴った。
……こんな時間に誰だろう。

「もしもし」


な「あ、もしもし。Aちゃん？」


ななもりくんからだ。


「あ、ごめんね。ななもりくん。ころちゃん、もう寝ちゃったんだ」


な「全然いいよ！ ころちゃん、体調大丈夫？」


「うん、だいぶ下がったみたいだし、ころママもゼリー買ってくれたし……。すぐ良くなるんじゃないかな？」


な「そっか、ありがとね」


「いいの、いいの！ 同居してるんだから、それぐらいやって当たり前！」


私は、家に置いてもらっている立場だからね。
これくらいは、ちゃんとしないとと思ってるもん。


な「でも助かるよ」


「すとぷりの仕事、大変だね。ななもりくんも、大丈夫？ ななもりくんはリーダーなんだし、特に大変でしょう？」


誰が大変とか、比べるものじゃないと思うけどリーダーっていえばかなり仕事量があるだろうし、その分労働力もいるよね。

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