検索窓
今日:7 hit、昨日:7 hit、合計:21,689 hit

さとみくん ページ13

次の日。
ころちゃんがトイレに入っている間、呼び鈴が鳴った。
もしかして……さとみくんかな?


「はーい!」


ドアの向こうに立っていたのは、キリッとしたかっこいい男の人だった。
でも、目をパチパチさせている。


男の人「え、ここってころん家?」


「合ってますよ」


こ「あー、さとみくーん。ごめんごめん」


やっぱり、この人はさとみくんなんだね!


さ「ころん! なんで、女の子がいんの?」


こ「いとこ!」


さ「え、いとこ?」


こ「僕のいとこ! 僕の母さんの弟の子供なんだよ!」


さとみくんはそう聞いて、ようやく落ち着きを取り戻した。


さ「……うん。遊びに来てんの?」


こ「いや、同居中」


さ「なんでいとこ同士の男女が同居してんだよ」


こ「それはそういう風に決めた僕らの親族に聞いて」


私は、ころちゃんの隣で激しく頷いた。


さ「ころんも可愛い顔してるけどさ、ころんより可愛いんじゃない?」


こ「どうでもいいから、はやくやるよ!」


「あ、動画撮る感じかな?」


こ「そうそう」


あー、それじゃあここにいない方が良さそう、だな……。


「うん、私はちょっと公園とか行ったりして、フラフラしてるから。あ、そうだ。たぴちゃんのお散歩、行ってくるね。たぴちゃん、おいで!」


私はたぴちゃんにリードをつけて、散歩へ行った。

公園→←電話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , ころん , 同居
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ましゅ☆まろ。紫月まろ。(プロフ) - ゆめなさん» いえいえ。 (7月20日 16時) (レス) id: df7b4f216a (このIDを非表示/違反報告)
ゆめな(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。さん» わわっ!こちらにも!!ありがとうございます! (7月20日 15時) (レス) id: b3b8a8904b (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。(プロフ) - とても面白かったです! (7月20日 13時) (レス) @page34 id: df7b4f216a (このIDを非表示/違反報告)
ゆめな(プロフ) - 花音さん» 花音さん、こちらの作品も読んでくださり本当にありがとうございます♪ (2022年1月17日 22時) (レス) id: 7e9a098d03 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - ゆめなさんお久しぶりです♪完結おめでとうございます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ (2022年1月17日 19時) (レス) @page34 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆめな | 作成日時:2021年5月21日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。