ユチョン★彡ボクの彼女は超能力者 (ページ17)

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好きになる！？ページ17

風邪は、すっかり良くなり、久しぶりに
仕事に行くと、珍しくマスターが、カフェのテレビをつけていた。

最近流行の韓国ドラマ。
マスターは、仕事しながらも見れるように、吹き替えで聞いてるらしい。

マスターも、韓国ドラマにハマったのかな？

私は、グラスに水をそそぎながら、開店準備をしていた。

ふと、そんな私の耳に、声が入ってきた。

「夢の中でもキスすると、ちょっと好きになるよね」

ドキッ

予知？

心の中にスッと、入ってきたので
久しぶりに予知が入ってきたかと思った。
でも映像は入ってこなかった。
予知じゃない。
いつも予知を感じる時、映像も浮かぶ。

今のは・・・

マスターがつけている韓国ドラマのセリフだ。

私は、テレビを見た。

どうやら主人公が、大嫌いなクラスメイトの男子の夢を見て
それもキスをされた夢を見たらしく、友達にそのことを話していた。

「それ、ぜったい、あるよ。
次あった時、意識するよね～」

「そうかな～？う～んどうしよう～」

主人公は、動揺している。
そして、私も、なんか自分のことを言われてるようで、少し動揺。

例えキスが夢だったとしても、私は、ユチョンのこと、好きになる！？

ていうか、ユチョンが店に来たら、気まずい。

弱ってたとはいえ、非常に、まずいよ。

私は、落ち着きなく、店内をブラブラしていると、店のドアが開いた。

ユチョン「A！会いたかったよ～ヾ(＠^▽^＠)ﾉ」

A「ユチョン！！」

ユチョンは満面の笑みで、私に抱きついてきた！

2010.12.13