体調不良の黄緑くん

４ ページ20

・・・宏太


目を開けるとよくドラマで見る真っ白な天井…


ではなくメンバーの顔。


宏「え、なにどうしたの。笑」


俺にかける言葉を探しているみたい。

俺は体を起こすと皆を見回す。


宏「てかダンスレッスンは？」

圭「薮ちゃん、俺たちにさ、なんで言ってくれなかったの？」

宏「…何を？」

光「喘息。」


一瞬言葉に詰まる。


慧「レッスンの途中で薮、倒れたの。」


まさに心配していたことが起きた。

皆に迷惑掛けたな……反省。


宏「ごめん。秘密にしてて。」

大「喘息いつからあったの？」

宏「ジュニアの時から。」

涼「は！？そんな前から！？」

光「俺気付かなかった、うわショック…。」


光は手を顔に当てて俯く。


宏「ごめんってば。笑」


宏「いつもは発作を抑える薬があるんだけど今日切らしてて。

　 レッスンに間に合わなくなるから病院行かなかったの。」

侑「病院先行ってよ。」

宏「あんま喘息持ちってばれたくなくて…笑」


はぁ…というため息が色んなところから聞こえた。


光「いい？今日のはメンバーいたからいいけど、

　 いつ起こるか俺たちも不安だし、はやく病院行って薬をもらうこと。」

宏「はーい」

慧「今から行って来い。」

宏「え、今？」




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
更新遅れてもうしわけありません。
実は作者体調を崩しまして…。
出来るだけ早めに復活します…！

インフルなど流行る時期なので、みなさん風邪などには気をつけて下さい！

５→←３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す