同期の危機を自分に全振りした結果【名探偵コナン】【警察学校組】

9、松田の配属 ページ10

4年後の11月1日










【捜査一課強行犯係】







目暮｢えー諸君、紹介しよう。






彼が本日付けで捜査一課強行犯係に配属された松田陣平君だ。






彼は去年まで警備部機動隊に所属していた変わり種でなぁ｣






と、少し笑いながら係の人達に紹介をする。






松田｢よしましょうや警部さん。田舎から出てきた転校生じゃないんだから。うざってェ自己紹介なんざ意味無いでしょう。






こっちは来たくもない係に周されてキレかかってるって言うのによ。｣





少しニヤつきながら係の人達に言い放った。






係の人達は嫌そうな、イラついているような表情で松田を見ていた。






目暮｢そ、それじゃあ佐藤くん。君が彼に着いて色々教えて.....｣






佐藤｢.....えぇ？！私がですか？｣






自分の方を指さしながら周りも少し見ながらなんで私が、という表情をしていた。






すると目暮警部が佐藤の近くへ行き小声で言った。






目暮｢まあ....そう嫌がるな。彼は前に色々あって上から直々に頼まれた男なんだ。よろしく面倒見てやってくれ。｣






｢君にしか頼めないんだ、お願い｣という意を込めて笑顔を送った。






佐藤｢....はぁ.....はーい....｣






呆れたような、諦めたような声と表情をして承諾した。






松田｢はあぁ〜あ｣






と、大きな欠伸をする松田を佐藤はジト目で見つめていた。





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