44、新たな爆破事件 ページ45
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警察署管内 午後3時
『
昨日の爆弾は喜んで貰えた?
次の爆弾をもう仕掛けてあるよ。
今度は爆発する前に解体出来るといいね。
仕掛けた場所は 地下鉄の何処か だよ。
Xより
』
萩原「馬鹿げた手紙送ってきちゃってさァ、犯人は馬鹿なのかな?」
逢沢「警察が黙って見てる訳ないもんね。」
松田「どうせそれを楽しんでるんだろ。」
最近出てき始めた爆弾魔『X』が警察に予告状を送ってきたのだ。
逢沢「次は地下鉄の何処かって範囲広すぎじゃない?」
松田「確かにな...」
萩原「俺ら解体の専門だからさ、探すのはじんぺーちゃん、頼んだよ!俺らは待ってる!」
と、萩原は松田の肩を思いっきり掴んだ。
松田「は、ちょっとくらい手伝えよな?!」
逢沢「まあいつでも出動出来る準備は出来てるからさ!」
と、グットポーズをして笑った。
萩原「それまで俺らは解体の練習でもしてようかねェ」
萩原と逢沢は自分のデスクに座った。
松田「地下鉄ってなると爆発しちまうと犠牲者が1000人は余裕で超えるだろうな...」
突然松田が現実的な事を言い出したからか2人とも少し黙った。
逢沢「.....」
萩原は回転式の椅子でくるっと回って松田の方を見た。
萩原「爆発させない為の俺らでしょ?
大丈夫!俺たちなら出来る!気がする!」
松田「まあその謎の自信は置いといて」
萩原「置かないでよ!?」
松田は手をポッケに突っ込みながら扉へ向かった。
松田「いざとなったら俺も出てやる、だから本当に爆発が起きる確率なんてゼロに近い」
逢沢「いや、私が解体するの!」
萩原「俺も解体するって!!」
二人がガッと立ち上がって松田の方を見た。
全員が一気に目を合わせたものだから3人は笑い出してしまった。
この平和はいつまで続くのだろうか。
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水原(プロフ) - あやなみ。さん» ありがとうございます!低浮上かもしれないのですがそれでもよろしければ...!これからも更新頑張ります! (3月23日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - 水原さん» 初めまして!とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます (3月21日 8時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
水原(プロフ) - マヤさんさん» めちゃめちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (9月11日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
水原(プロフ) - マヤさんさん» すごく考えて頂いてありがとうございます!!とっても参考になりましたー! (9月11日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
マヤさん(プロフ) - 小説サイコ〜です!!O(≧∇≦)O (9月5日 2時) (レス) id: c821e834ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水原 | 作成日時:2023年8月20日 23時