同期の危機を自分に全振りした結果【名探偵コナン】【警察学校組】

37、工藤と逢沢の出会い【過去】 ページ38

逢沢side






夜食に食べようと思ってカップラーメンとポテチと炭酸飲料を買いに来ただけだったのに。






みんなに内緒で大量に食べようと思ってたのに。






ただそれだけだったのに。






行ったスーパーに強盗が来たんですが？？？？







いや、あの、神様、もしかして私の事嫌いですか？？







もしかしなくても嫌いですよね？？







逢沢「(強盗犯は計3人組で、3人とも拳銃を1つずつ持っている。






1人は初めに挑発として2発撃っていたから6つ入っていたとしたら4つは残っているはず。






でも、店内にいる客の人数を見た限りこの時間にしては多いし定員も2人以上いる。







計画的な犯行と見せかけて意外とそんな事ないかもしれない。)」







そんな事を考えている時に、隣にいたお菓子大量ボーイが携帯を取り出し110と打っていた。







最近の子はここまで頭の回転が早いのか....







このお菓子くんの携帯がバレないようにと強盗犯の方を見張っている時、ひとつのことに気づいた。







逢沢「(お金を入れる袋の他にもう1つ袋を持っている...







お金を入れる素振りはないし既になにか入ってることもなさそうだ...






ということは次に考えられるのはまさか....全員のスマホを袋に入れるとか...？







考えられないことではない、というか多分これで間違いない。






となるとこのお菓子くん危険になるかもしれない。







袋に入れるタイミングでスマホの画面を見られでもしたら一発KOだ。







さっきまでは君の事素晴らしい子だと思ってたけど今回ばかりは少しひっかけ問題だったみたいだわ。






私はそのお菓子くんに強盗犯が聞こえない程度の小声で話しかけた。







逢沢「....君の勇気は称えたいけど適確な判断とは言えないね....すぐにバレてしまうよ」







多少は褒めつつその少年に言い放った。








？「！！」







少年は驚いていた。






いやそうだよね？？ごめんね？？急に話しかけて？？






だが強盗犯の仲間では無いから安心してくれ....






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