23、松田の職場 ページ24
【後日の警視庁捜査一課強行犯係】
デスクの上に座っている逢沢と椅子に座っている松田、そして立っている萩原が強行犯係の部屋にいた。
逢沢「結局、強行犯係残るんだ?松田の事だから帰ってくるかと....」
そう、すぐ爆処に帰ってくると思っていた逢沢だったが、松田はまだ強行犯係にいると言い出したのだ。
松田「おう、まだ犯人確保は出来てねェからな。」
萩原「ふーん、そうなんだ。じゃあこれから''2人で''頑張ろうね!Aちゃん!」
萩原はわざと何か含みを加えて松田に言った。
松田「あァ?お前ちょっとまて」
逢沢「そうだねーおはぎ!2人で頑張ろー」
恐らく、分かっていないが逢沢もノリにのった。
萩原「たまには遊びに来てあげるからさ!」
逢沢「私は美和子に会える理由がまだ出来て嬉しいよ!だけど
グラサンの強行犯係、案外似合ってると思うよ?」
と言いながら座っていたデスクから立った。
松田「!!!.....お前....」
逢沢「爆発物関連の安全は私たちが完璧に守ってあげる。
だから松田はココで頑張ってよ、頼りにしてる。」
その言葉を聞いた萩原はバッと松田を見て言い放った。
萩原「あ、松田また泣いちゃうゥ??」
松田「はァ!!泣かねェし!!!」
逢沢「最近の松田は涙脆いもんねェ、お疲れ様。」
松田「これ慰められてんのか?貶されてんのか....?」
逢沢「...さあ??」
その後の沈黙が何故か面白くて3人で同時に大爆笑しだしてしまった。
松田「A....待ってろよ」
逢沢「ん??なんか言った?声小さい、もっと!ハキハキと!小学校の時に習わなかった??いや...なんなら幼稚園....?」
松田「何も言ってねェわ!お前こそ空耳大丈夫か???」
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松田「(待ってろよ....お前に....Aに見合うだけの男になって迎えに行ってやるからよ。)」
松田は萩原と逢沢にバレないように小さく微笑んだ。
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水原(プロフ) - あやなみ。さん» ありがとうございます!低浮上かもしれないのですがそれでもよろしければ...!これからも更新頑張ります! (3月23日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - 水原さん» 初めまして!とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます (3月21日 8時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
水原(プロフ) - マヤさんさん» めちゃめちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (9月11日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
水原(プロフ) - マヤさんさん» すごく考えて頂いてありがとうございます!!とっても参考になりましたー! (9月11日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
マヤさん(プロフ) - 小説サイコ〜です!!O(≧∇≦)O (9月5日 2時) (レス) id: c821e834ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水原 | 作成日時:2023年8月20日 23時