22、初めての涙? ページ23
松田side
ーーーあれ、なんで俺、こんなに泣いてるんだ?
自分の頬を伝う涙に自分が1番驚いてしまった。
今まで人前で泣くことは極力して来なかったし、ましてやA絡みで泣くなんて死ぬまでないと思っていた。
松田「(俺も....アイツらに出会って何か変われたってことかねェ....)」
佐藤「松田くんが泣くなんて想像してなかったわ....」
松田「お前ェも大分泣いてただろうがよ!」
佐藤「それとこれとは別よ!松田くんは上手く感情整理して影で泣くんだと思ってた。
それだけ感情整理が出来てないってことはもしかしてだけど....
.
.
Aの事好きなの....?」
松田「はァ?!お前何言ってんだよ!ただ同期だから胸がジーンときただけだ!!」
佐藤「へぇー同期だから、ねぇ?」
ニヤニヤしながら少し覗き込むような形で松田を見た。
松田「な、なんだよ!」
白鳥「もうすぐ観覧車が復帰します!」
どうやら制御盤が一時的に使えるようになったらしい。
松田「(A....降りてきたら覚えとけよ...!二度と危機に触れないように説教してやる....)」
二度も危機に直面してんだ、もう俺も容赦はしねェ。
覚えとけよォ.....逢沢.....
佐藤「(なんだか松田くんの周りで何か燃えてるわ....)」
いやまてよ....なんでこんな逢沢のこと気にかけて....
松田「(ああそうか、もしかして俺.....本当にアイツのこと.......いやそんなまさか....な?)」
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【一方その頃の逢沢】
ガタンッ
逢沢「あ、やばい、動き出した。
え、これ下ついたら尋問コースでしょ??
待ってヤダヤダストップ止まって?!
いや待てよ....さっき泣いてたからその雰囲気で尋問コースは免れる....?」
逢沢はいつもの松田からの尋問をどう回避しようか下に着くまでずっと考えていた逢沢であった。
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水原(プロフ) - あやなみ。さん» ありがとうございます!低浮上かもしれないのですがそれでもよろしければ...!これからも更新頑張ります! (3月23日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - 水原さん» 初めまして!とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます (3月21日 8時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
水原(プロフ) - マヤさんさん» めちゃめちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (9月11日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
水原(プロフ) - マヤさんさん» すごく考えて頂いてありがとうございます!!とっても参考になりましたー! (9月11日 10時) (レス) id: 916908b984 (このIDを非表示/違反報告)
マヤさん(プロフ) - 小説サイコ〜です!!O(≧∇≦)O (9月5日 2時) (レス) id: c821e834ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水原 | 作成日時:2023年8月20日 23時