同期の危機を自分に全振りした結果【名探偵コナン】【警察学校組】

17、ゴンドラの外 ページ18

松田side(初めましてのside)






目暮警部は俺が爆処から配属希望を何度も出していた話をした。






目暮｢4年前の事件は、爆弾が別々の場所に仕掛けられていて、一つは松田くんが解体して、もう一つの爆弾はギリギリで逢沢くんが解体したんだ。






その爆弾犯は未だ特定出来ず....






松田くんは爆弾事件を担当する特殊犯係に転属の希望を何度も出していたが、目的は恐らく親友と同期に仇討ちのようなものだろうから






頭を冷やすために一旦同じ一課の強行犯係に配属されたってわけだ。｣







佐藤｢そうだったの...｣






俺はまだ許してねェ、あの二人を危険に晒した犯人を。






絶対に仇をとってやる、仇を取るまでは死ねねェんだよ。






松田｢俺はあの犯人が許せねェだけだ。｣






と、未だに上を見上げながら言った。






白鳥｢警部どうしますか、正午まであと6分。ゴンドラが一周して戻ってくるまでまだ10分ほどかかりますが....｣






目暮｢やむを得ん、ここは逢沢くんに任せるしかあるまい...｣






目暮警部はそう言うとゆっくりと逢沢が乗っているゴンドラを見上げた。






目暮｢(頼むぞ.....逢沢くん....)｣







佐藤｢....っ｣






松田｢(アイツなら大丈夫だ、きっと。だってーーーー)｣







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